ペチュニアはたくさんの園芸品種があり、おしゃれで花期も長いため、人気のお花です。枝垂れるように育つ品種が多く、プランターで育てると見栄えがすることから、寄せ植えにもよく使われます。

しかし、いざ自分でペチュニアの寄せ植えを作ろうと思うと「どんな植物と一緒に植えたらいいかわからない」という方もいらっしゃいますよね。

そこでこの記事では、センスのいいペチュニアの寄せ植えを作るコツと、一緒に植えたいおすすめの植物5選を参考価格とともにご紹介します。

1. ペチュニアを使ったセンスのいい寄せ植えを作るコツ

【写真1枚目/全6枚】オシャレなリーフといっしょならペチュニアの美しさがさらに際立つ!2枚目以降で紹介します「ペチュニアの寄せ植え」一緒に植えたい花やリーフ

茶色いコンテナにペチュニアの寄せ植えが植えられている。花の色は紫、ピンク、黄色。背景には背の高いグリーンのリーププランツが植えられている。

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ペチュニアはラッパ型のおしゃれな花を咲かせます。前述したようにたくさんの園芸品種があり、花色や花型がさまざま。長期間、株いっぱいに花を咲かせるのも嬉しい特長です。

そんなペチュニアを使った寄せ植えを作るためには、ペチュニアの性質を知り、相性のよい植物を植えることが大切。そうすることで寄せ植えが長持ちし、お手入れの手間も減りますよ。

また、ペチュニアと草姿の違う植物と組み合わせたり、全体の花色を合わせたりすると、センスのいい寄せ植えになります。

2. ペチュニアの性質とは?

2.1 日当たりを好む

ペチュニアは日当たりのよい場所で育てると、たくさんの花を咲かせます。日陰では花数が少なくなるので、同じく日当たりを好む植物と一緒に植え、日なたに置きましょう。

2.2 湿気が苦手で乾燥に強い

ペチュニアは高温多湿が苦手。雨に当たると蒸れて傷んでしまうため、梅雨前に切り戻して株内の風通しをよくしておくと、夏越ししやすくなります。

雨の日は軒下に移動させて雨があまり当たらないようにするのも、長持ちさせるためのコツ。湿った環境を好む植物とは相性が悪いので、乾燥に強い植物と一緒に植えましょう。

2.3 肥料が好き

ペチュニアは肥料が大好きな植物。長い期間たくさんの花を咲かせてもらうためには、適量の固形肥料や液体肥料を定期的に与えましょう。

植物の中には、肥料を与えるとかえって育ちにくくなるものもあります。そのような植物はペチュニアと相性が悪いので、避けましょう。

2.4 花期が長い

ペチュニアは春から晩秋まで長い期間花を咲かせる植物。そのため、同じように春から秋まで花を咲かせる植物を合わせると、植えっぱなしで長期間寄せ植えを楽しめます。

では、いよいよペチュニアの花をメインにした寄せ植えで「いっしょに植えたい」花やリーフ類を紹介していきます。主役のペチュニアを引き立ててくれる名パートナーを探してみませんか?