年代別の年金一覧表「厚生年金・国民年金」60歳～90歳以上の人は月平均でいくらもらってる？【年金スケジュール】2024年度は2.7%増額に！初めでの支給は2024年6月14日

2024年1月19日、厚生労働省が2024年度の年金額の実例を公表し、2.7％の増加が明らかになりました。

将来の安定した老後生活を送るためには、受給額を把握し、不足分を今から準備することが肝要です。

年金制度は、勤務期間や収入に基づいています。現代では老後の不安が高まっていますが、年金制度のしくみや受給額の目安を理解することが、老後の資金計画の鍵となります。

今回は2023年12月に厚生労働省が公表した「令和4年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとに、最新の厚生年金と国民年金の受給額を見ていきましょう。

後半では、老齢年金全体の平均月額も一覧でご紹介します。「年齢ごとの受給額」「一般的な月額はどれくらいか」という疑問にお答えします。

1. 厚生年金と国民年金とは？公的年金の仕組み

日本の公的年金は、国民年金と厚生年金の2階建てになっています。

【図解】日本の公的年金制度

個人によって加入する年金や納付期間が異なるため、将来の年金受給額には個人差があります。

特に厚生年金は年収に応じた保険料を支払うため、より個人差が大きくなっています。

つづいて、本題である、厚生年金14万円以上もらえる人はどのくらいいるかもチェックしていきます。

公的年金は2ヶ月に1度、偶数月の15日が支給日となります。

支給日が、土日・祝祭日の場合は直前の平日となります。

しっかりチェックしておきましょう。