2. ICOCAを知らない地域の店員さんへの「優しい嘘」
みやこさんがこのような設定にしているのは、「ICOCAを知らない地域の店員さんを困惑させない為」だそうです。
新潟県在住のみやこさんは、最初は正直に「ICOCAでお願いします」と申告していましたが、店員さんが一瞬固まって「バーコード決済ですか?」と困惑していたため、それ以降は地域で馴染みのある「Suica」と言っているのだとか。
また、Suicaを使わない理由として、「Suicaのポイントは既に5万円相当溜まっており、ICOCAのポイントの方を溜めたかったからです」とも教えてくれました。
SuicaとICOCAのポイントは、それぞれ東日本・西日本の新幹線チケットを購入する際に交換できますが、今は西日本の新幹線に乗るために、ICOCAを利用してポイントを貯めているそうです。
ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には、
- 「私も同じ理由で、Suicaでって言ってます!」
- 「これは交通系ICあるあるでは?」
- 「たしかにその地域のカードに合わせますね」
と交通系ICカードにまつわる共感のコメントが数多く寄せられました。
なお、カードの名称ではなく「交通系ICカードでお願いします」と言うと、比較的スムーズに伝えられるようです。
みやこさんは投稿の反響について、「関東・関西以外ではその地域のカード名を言うより『Suicaで』と言った方が通じやすいという声が多く、目から鱗でした。ただし関西でそれを言うと、東京モンだと思われて店員さんのフレンドリー感が2割減るという声があったので、関西では『ICOCAで』と言おうと思います(笑)」と話してくれました。
新潟在住の自分は
— Miyaco/みやこネット旅行研究所 (@MiyacoNet_plus) April 7, 2024
スーパーで買い物する時に
「Suicaでお願いします」
と言ってICOCA決済しています。
ICOCAを知らない地域の店員さんを困惑させない為、今日も明日も僕は嘘をついて生きています。 pic.twitter.com/JM3bVX6SYA