2. ICOCAを知らない地域の店員さんへの「優しい嘘」

【写真全3枚/2枚目】お店のタッチ決済では「Suicaでお願いします」

お店でタッチ決済をする様子

Damian Lugowski/shutterstock.com

みやこさんがこのような設定にしているのは、「ICOCAを知らない地域の店員さんを困惑させない為」だそうです。

新潟県在住のみやこさんは、最初は正直に「ICOCAでお願いします」と申告していましたが、店員さんが一瞬固まって「バーコード決済ですか?」と困惑していたため、それ以降は地域で馴染みのある「Suica」と言っているのだとか。

また、Suicaを使わない理由として、「Suicaのポイントは既に5万円相当溜まっており、ICOCAのポイントの方を溜めたかったからです」とも教えてくれました。

SuicaとICOCAのポイントは、それぞれ東日本・西日本の新幹線チケットを購入する際に交換できますが、今は西日本の新幹線に乗るために、ICOCAを利用してポイントを貯めているそうです。

ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には、

  • 「私も同じ理由で、Suicaでって言ってます!」
  • 「これは交通系ICあるあるでは?」
  • 「たしかにその地域のカードに合わせますね」

と交通系ICカードにまつわる共感のコメントが数多く寄せられました。

なお、カードの名称ではなく「交通系ICカードでお願いします」と言うと、比較的スムーズに伝えられるようです。

みやこさんは投稿の反響について、「関東・関西以外ではその地域のカード名を言うより『Suicaで』と言った方が通じやすいという声が多く、目から鱗でした。ただし関西でそれを言うと、東京モンだと思われて店員さんのフレンドリー感が2割減るという声があったので、関西では『ICOCAで』と言おうと思います(笑)」と話してくれました。