LIMOが2023年04月にお届けした記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。
(初掲載*2023年04月11日)
エレガントな花と優雅な香りで人々の心をとりこにするバラ。主役となるバラの周りにカワイイ草花が咲いていると、バラの美しさが際立ち庭もチュラルな雰囲気に。
今回はバラと草花の競演が楽しめる庭作りのコツや、相性のよいオススメの品種を紹介します。
華やぐ庭の作り方!「バラと草花のコンビネーションを生かす」
イメージに合う品種を選ぶ
ロマンチックな庭がお好みなら、色とりどりの花が咲く一年草がオススメです。バラが咲いている期間に合わせて、開花期間が長く手間がかからない一年草を選ぶとよいでしょう。
ナチュラルに雰囲気にしたいときは、主張し過ぎずバラを引き立ててくれる多年草がピッタリ。植えっぱなしでも大丈夫なので、毎年バラとの競演が楽しみになります。
落ち着きのあるシックな庭にするには、花を少なめにして葉の色や形が美しいリーフプランツを多めに。森の中にあるローズガーデンのような趣が味わえます。
華やぐ庭の作り方!「配色バランスや立体感も意識して」
配色のバランスを考える
バラは赤・白・ピンク・黄色・オレンジなどカラーバリエーションが豊富です。色とりどりの花が咲く庭は華やかですが、お互いに個性を消し合ってしまうことも。
庭を分割してゾーンごとにテーマカラーを決め、同系色のバラや草花でグラデーションをつけると統一感が表現できます。白い草花はバラのどの花色にもよくなじむでしょう。
また差し色効果を狙ってブルーや紫など、バラにはない色彩を選ぶ方法もオススメ。色合いが単調にならず、バラの美しさをより際立たせるのに効果的です。
高低差を演出して立体感を出す
バラには背丈が高くなるもの、低めでブッシュのようにまとまるもの、つる性植物のように長く伸びて壁面やアーチにからませるものなど多種多様。
高い位置で咲くバラの足元は、コンパクトな草姿の花が空間を埋めてくれます。低く咲くバラの背景には、背丈が高くスタイリッシュな植物がオススメ。
つるバラにつる性植物を組み合わせるという楽しみ方も。バラと同じ時期に咲く品種を選べば、フェンスや壁面が美しい花で埋め尽くされるでしょう。