遊戯王OCGの有名レアカードの一つの「エビルナイト・ドラゴン」。大会の二次予選通過者にしか贈られなかった貴重なカードで、値段は数百万円といわれています。
過去に再録されたのは、2000年の一度だけです。25周年を迎えてようやく二回目の再録がされました。初期カードの需要はどう変わったのでしょうか。
本記事では「エビルナイト・ドラゴン」の落札価格に注目。高額で取引されたカードを紹介します。なお、本記事の販売価格は、トレカの流通量が最も多い専用フリマサイト「magi」の落札価格を参照しました。
1. エビルナイト・ドラゴンとは:実用性よりもコレクション性が高いレアカード
闇属性・ドラゴン族の通常モンスターである「エビルナイト・ドラゴン」。当時は、十分な攻撃力・守備力をもっていましたが、インフレする現在のカード性能からすると、やや控え目な能力です。
実践用というよりは、どちらかといえばコレクション性が強いカードです。特に、初期カードは、大会の2次予選通過者しか入手できませんでした。現在でも需要が高く、数百万円程度で取引がされた実績があります。
原作では、ダイナソー竜崎が所持し「全国大会二次予選通過者へ贈られたカード」と語っていました。強力なのかと思いきや、デュエルではあっさりと撃破されます。少し寂しく感じたファンもいるのではないでしょうか。
2. 高く売れるエビルナイト・ドラゴンとは
初登場は、1999年に開催されたGB版の大会のプロモカードです。
収録パックが少なく、存在自体が貴重です。ここでは、下記の高額で取引されるカード2つを紹介します。
- エビルナイト・ドラゴン 初期カード ウルトラレア
- エイト・エビルナラゴン MRL-103 プラチナシークレットレア