トレカ業界にも大きな影響を与えた「封印されしエクゾディア」。5枚揃えば、問答無用でデュエルに勝利できます。そのインパクトの強さから、遊戯王OCGでも「青眼の白龍」と並び、非常に知名度が高いカードです。
登場当初から話題性が高く、コレクション目的も含めて需要が高いカードでした。しかし、再録によって価値は落ち着いています。遊戯王OCGが25周年を迎えて、価格はどう変わったのでしょうか。
本記事では「封印されしエクゾディア」に注目。高い価格で取引されたカードを紹介します。なお、本記事の販売価格は、トレカの流通量が最も多い専用フリマサイト「magi」の落札価格を参照しました。
1. 封印されしエクゾディアとは:揃えれば勝利!トレカ業界に大きな影響を与えたカード
封印されしエクゾディアは他のカードとは異なり、下記5枚のカードを揃えることで、無条件でデュエルに勝利できます。
- 封印されしエクゾディア
- 封印されし者の右腕
- 封印されし者の左腕
- 封印されし者の右足
- 封印されし者の左足
遊戯王DMでは「DEATH-T編」で、海馬瀬人とのデュエルで使用。「青眼の白龍」3体を打ち砕き勝利しました。当時も青眼の白龍は反則的な強さで、それが3体も出てくるわけです。作中での衝撃も相当なものだったのではないでしょうか。なお、正真正銘の「封印されしエクゾディア」が5枚揃えられて、勝利したのは、作中でこの一回のみです。
さらに、確定勝利の能力を持つ「封印されしエクゾディア」のインパクトは、トレカ業界でも多大なる影響を与えました。なお、極めて特殊な例として「メタモルポット」等の効果で、双方が同時に5枚のカードを揃えた場合には引き分けになります。
2. 封印されしエクゾディアで高く売れるカードとは
5枚それぞれ初収録は異なります。「封印されしエクゾディア」は1999年8月26日発売の「PREMIUM PACK」。残りは「Vol.3」「Vol.4」や「GB版遊戯王デュエルモンスターズ攻略本 上下巻」の付属カードとして登場しました。遊戯王OCGや作中でも人気が高く、多々再録されています。
下記に高額で取引されたカードについて触れていきます。なお、カードの特性上、5枚セットで販売されることが多く、表記は「封印されしエクゾディア」で統一し、5枚セットの落札実績を紹介します。
- 封印されしエクゾディア WPP3-JPS01 プリズマティックシークレット
- 封印されしエクゾディア TDPP-JP009 ウルトラレア