3. 【女性目線のメガネレンズ】実際に店舗で行われるパーソナルカラー診断を体験

体験会では、眼鏡市場でメイクアップカラーを販売する際に実施しているパーソナルカラー診断を体験することができました。

まず、ファーストステップはパーソナルカラーの4つのタイプについての説明です。それぞれのタイプはどのような特徴があるのか、診断ではどのような違いをみるのか、パーソナルカラーについて予備知識のない筆者でも専門家による丁寧な説明でなんとなくのイメージをつかむことができました。

パーソナルカラーについて専門家が詳細に説明してくれる

机に置かれたドレープと資料の写真

筆者撮影

次の診断では、さまざまな色のドレープを首元に当て、顔色の移り変わりを確認していきます。同じ黄色系統でもSpring→Summmer→Autumun→Winterと微妙に色合いの違うドレープを試していくと、顔の下に影ができやすかったり、肌の色が黄みがかったり、かなり違いが出てきます。

筆者の場合、自分では「Winterかな?」と先入観を持っていましたが、診断を進めていくと、実はSpringとSummmerの明るい色がもっとも映えるということが分かりました。単に4タイプで分類されるのではなく、細かい傾向も知ることができるのは専門家の目を通しているからこそといえるでしょう。

さまざまな色のドレープを首元に当てながら診断を行っていく

鏡の前に座っている男性と立っている女性の写真

筆者撮影

最後の提案では、診断結果にもとづき、自分に合うメガネフレームやファッションカラーのアドバイスを受けることができます。カラーが入ったレンズは目立つのではないかと思いましたが、実際にかけてみると肌と馴染んでほとんど違和感もありませんでした。これなら仕事やフォーマルの場でも気にせず使用できるはずです。

背景が白いとレンズの色味がどのように入っているのかよく分かる。ただし実際にかけると肌色に馴染んで違和感はなくなる

机に置かれたメガネレンズの写真

筆者撮影

今年の花粉症は広島・大阪・名古屋・金沢・東京・仙台などの地域で、スギが3月上旬にピーク、ヒノキが4月上旬にピークを迎えます。目の辛さのためにメイクに悩んでいる女性にとって、メガネをかけるだけという手軽な対策は魅力的な選択肢になりそうです。

参考資料

大蔵 大輔