遊戯王OCG初のランク10・地属性・機械族のエクシーズモンスターである「超弩級砲塔列車グスタフ・マックス」。攻撃力も高く、条件次第では毎ターン相手プレイヤーに一定の与えられることから、戦略次第では無類の強さを誇ります。
反則的なまでに強いグスタフ・マックスは、流通量が少なかったため一時期は高額で取引されていました。人気であるがゆえに、度重なる再録でカードの価値は、どう変わったのでしょうか。
そこで、本記事では「超弩級砲塔列車グスタフ・マックス」の販売価格に注目。高額で取引されたカードを紹介します。なお、本記事の販売価格は、トレカの流通量が最も多い専用フリマサイト「magi」の落札価格を参照しました。
1. 超弩級砲塔列車グスタフ・マックスとは:一撃で相手を沈めるロマンに溢れたカード
初のランク10のエクシーズモンスターの超弩級砲塔列車グスタフ・マックス。Vジャンプ2011年12月号応募者全員サービスで配布されたカードです。
エクシーズ召喚の条件により、デッキは重くなりがちです。しかし、特殊効果でエクシーズ素材が手札にあれば、一定ダメージを毎ターン相手に与えられる派手な戦略が魅力です。
原作では、「アニメ:遊戯王ZEXAL」の遊馬vsアンナ戦で、神月アンナが使用しました。アンナの魅力はもちろんですが、グスタフ・マックスの派手な攻撃シーン、一撃で遊馬のLPを削り取ったインパクトは絶大でした。
イラストには、実際に存在した列車砲がモチーフにされています。「列車+大砲」というイメージ、派手にダメージを与えられる点はロマンに溢れています。