4. 書籍の販売金額は減少傾向にある
大きな話題となった「高校生が作った絵本」に関連して、ここからは書籍の推定販売金額を紹介します。
出版科学研究所のデータによると「書籍推定販売金額」は1996年の1兆931億円がもっとも高くなっており、その後は年々減少傾向をたどり2020年には6661億円となっています。
2022年の書籍販売額は6497億円。2021年の6804億円と比べると4.5%減少していることがわかります。
2000年代はファンタジー小説やケータイ小説などが売れていましたが、2010年以降になると、少子高齢化やインターネットの存在が「書籍の売れ行き」にも影響し始めたと考えられています。
5. X上では「涙が出た」と感涙する人が続出している
いかがでしょうか。17万件ものいいねが集まった「高校生が自作した絵本」を紹介しました。
返信欄や引用ポストには、多くの感想が書き込まれています。
「泣きました……」「泣ける、すごく心に染みわたります」「ありのままでいいんだよ、というメッセージ性を感じる」「子どもに読ませたい」「ガイコツ君絶対幸せになって」
このような感想が続出しており「ガイコツ君の幸せ」は、大勢の心を動かしたようです。
参考資料
小野田 裕太