4. 木次線の利用促進を目的とした多様な取り組み
雲南市政策企画部うんなん暮らし推進課の「木次線利活用推進協議会」では、話題となったJR木次線を利用した「地域活性化を進める事業」を行っています。
木次線を存続・維持していくための、子ども達への利用促進・助成といった「乗って支える」利用促進」のほか、「参画と協働の仕組みづくりによる地域活性化」や「交流人口拡大に向けた新たな取組みの展開」を目標とした活動に取り組んでいます。
その一例として、「子ども達が遠足で列車を利用した際の運賃の助成」や「木次線の利用者の増加を目的としたイベントなどで発生した経費の助成」などが挙げられます。
令和5年には「3名以上の団体利用者」や「学校等の児童・生徒、及び引率教員等」を対象とした、JR運賃等半額助成のキャンペーン「木次線でGo!」も開催。
雲南市政策企画部うんなん暮らし推進課は、さまざまな策によって木次線の利用による地域活性化を図っています。
5. 「心を込めて作られている」感涙するユーザーが続出
大きな話題となった「駅で発見された卒業生へのメッセージ」。これを目にして、mumin papaさんと同様に心が温まったXユーザーは多いようです。
「親以外の人がこうして見守ってくれている地域社会、とても幸せ」「手書きなのも、貼り絵も、心を込めて作られたのが伝わってくる」「登下校を見続けていた、職員さんの心がこもってる」
ポストには感動した人からのコメントがたくさん寄せられ、大きな反響を呼びました。
話題となった木次駅までは、東京から電車・飛行機などを利用すると3〜5時間程度、交通費は3万9000円から4万4000円ほど。島根県を訪れる機会があれば、木次線の駅に足を運んでみてはいかがでしょうか。
参考資料
小野田 裕太