【着物買取】バブル時代の着物は二束三文にしかならない?
着物の生産量がピークを迎えたバブル期の着物の価値は?
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家族から譲り受けたバブル時代の着物。 着る機会がなく、売却したら二束三文にしかならなくてがっかりした経験はないでしょうか。
バブル時代は着物の生産数が多く、良質な着物が市場に出回っていました。 本来であれば、高額で取引されてもよいはずです。 なぜなのでしょうか。
そこで、本記事では「バブル時代の着物」の買取価格に注目。 高級着物が飛ぶように売れたバブル時代の着物が、なぜ二束三文の価値になってしまうかを解説します。
1. バブルの時代の着物事情
1986年頃から始まったバブル時代。「値段が高いものはよいもの」という考えが、当たり前だった時代でした。職人が魂を込めて織り上げた一点数百万円する着物でも、一般家庭の方が簡単に購入できたといわれています。
当時の着物関連産業は、2兆円産業といわれていました(※)。 存在自体が貴重になってしまった着物も、バブル時代では多く生産されています。
バブル時代の着物は、有名作家で状態がいいなど条件を満たしていれば、高額で売却できる可能性があるでしょう。
※参考:公益財団法人大学コンソーシアム京都「着物関連市場における新たなセグメントとその特性の分析」
執筆者
1996年生まれ。昭和女子大学卒業。検索技術者検定3級、栄養士、中学校教諭一種免許状(国語)、高等学校教諭一種免許状(国語)、高等学校教諭一種免許状(書道)、司書、司書教諭、NEALリーダー、SNSマーケティング検定、古物査定士資格を所有。昭和女子大学在学中は、株式会社早川書房のプロジェクトに参加。株式会社フジテレビジョンのホウドウキョク、株式会社虎の穴でインターンを経験。また、公益財団法人私立大学情報教育協会が実施する産学連携事業「社会スタディ」で優秀賞を受賞、公益財団法人昭和池田記念財団が実施・文部科学省が後援する「学生論文昭和池田賞」で優秀賞を受賞。古物査定士、検索技術者検定3級、司書、司書教諭、SNSマーケティング検定資格所有。大学卒業後はフリーランスとして、株式会社マーケットエンタープライズ「高く売れるドットコム」、「おいくら」においてポケモンカードや遊戯王カードなどのトレーディングカード記事や時計、トヨタ車・日産車・スバル車などの車記事を執筆やディレクションするほか、着物や骨董品の専門買取店等で買取記事を執筆など。株式会社鈴甲子においては、HPや商品紹介文作成、五月人形分野で内閣総理大臣特別賞を受賞・経済産業大臣指定伝統工芸士として認定されている「鈴甲子雄山」のブログや一次産業・二次産業(BtoB)に従事する職人など、職人の知識を言語化・記事。コラムは、株式会社小学館「Suit-woman」や株式会社アシロ「MISYU」など。昭和女子大学在学中は、株式会社早川書房のプロジェクトに参加。株式会社フジテレビジョンのホウドウキョク、株式会社虎の穴でインターンを経験。また、公益財団法人私立大学情報教育協会が実施する産学連携事業「社会スタディ」で優秀賞を受賞、公益財団法人昭和池田記念財団が実施・文部科学省が後援する「学生論文昭和池田賞」で優秀賞を受賞。