4. 注意点(4)銀行の合併や店舗の統廃合が行われている場合がある
金融業界の再編が進む現在では、「見つかった通帳の金融機関が合併している」、「店舗の統廃合で支店がなくなっている」というケースも少なくありません。
通帳に記載されている金融機関や支店がすでにない場合は、合併後の新銀行・統廃合後の新支店にて相談することが可能です。
その際は、金融機関名や支店名、口座番号などが変更となっていることもあります。
きちんと口座を管理するためには、通帳や印鑑、本人確認書類を持参して現在の口座情報を確認するようにしましょう。
5. 不安な場合は銀行の窓口で相談しよう
子ども時代の通帳はそのまま使えるケースもあるものの、休眠預金となっていたり、名義預金とみなされたりする心配があります。
もし古い通帳を見つけたら、まずは入金されているお金の原資や経緯を確認することが大切です。
そのうえで手続きや管理に不安がある場合は、銀行窓口にて取り扱いを相談してみるとよいでしょう。
参考資料
椿 慧理