【着物買取】高額だった<ひな祭りの着物>が二束三文… これって妥当なの?
がっかりするほど安い値段で買取される理由
kai keisuke/shutterstock.com
本来、ひな祭りは主役、家族問わず着物で楽しむ行事。子どもや孫のために、可愛い着物や被布を揃えたいものです。
しかし、着用の機会が少ないことから、リサイクルショップに売却する方も多いのではないでしょうか。着物の売却は、二束三文にしかならない場合がほとんどです。どうしてこのようなことが起こるのでしょうか。
そこで、本記事ではひな祭り用に購入した着物が二束三文になってしまう理由に着目。さまざまな角度から、着物の買取価格が安くなってしまう理由を紹介します。
1. ひな祭りに着物は定番
女の子の健やかな成長と幸せを願う「ひな祭り」。もともとは上巳の節句、桃の節句と呼ばれ、年齢・性別を関係なく邪気払いをする行事でした。ひな人形も、主役も、家族も着物を着てお祝いするのが、本来の楽しみ方です。
初節句では、主役の衣装は着物と赤い被布が定番です。可愛らしく仕立ててあげて、いい思い出を残してあげましょう。家族は主役を一層引き立てるコーディネートをしたいところ。控えめでも、華やかな準礼服でおしゃれに祝ってあげたいですね。
とはいえ、ひな祭りで用いるような着物は、いい値段がする上、管理が大変です。そのような背景から、レンタルを利用する方や、着物を着ないで楽しむ方も増えてきました。せっかく購入した着物を売却したいと感じている方も少なからずいるのが現実です。
執筆者
1996年生まれ。昭和女子大学卒業。検索技術者検定3級、栄養士、中学校教諭一種免許状(国語)、高等学校教諭一種免許状(国語)、高等学校教諭一種免許状(書道)、司書、司書教諭、NEALリーダー、SNSマーケティング検定、古物査定士資格を所有。昭和女子大学在学中は、株式会社早川書房のプロジェクトに参加。株式会社フジテレビジョンのホウドウキョク、株式会社虎の穴でインターンを経験。また、公益財団法人私立大学情報教育協会が実施する産学連携事業「社会スタディ」で優秀賞を受賞、公益財団法人昭和池田記念財団が実施・文部科学省が後援する「学生論文昭和池田賞」で優秀賞を受賞。古物査定士、検索技術者検定3級、司書、司書教諭、SNSマーケティング検定資格所有。大学卒業後はフリーランスとして、株式会社マーケットエンタープライズ「高く売れるドットコム」、「おいくら」においてポケモンカードや遊戯王カードなどのトレーディングカード記事や時計、トヨタ車・日産車・スバル車などの車記事を執筆やディレクションするほか、着物や骨董品の専門買取店等で買取記事を執筆など。株式会社鈴甲子においては、HPや商品紹介文作成、五月人形分野で内閣総理大臣特別賞を受賞・経済産業大臣指定伝統工芸士として認定されている「鈴甲子雄山」のブログや一次産業・二次産業(BtoB)に従事する職人など、職人の知識を言語化・記事。コラムは、株式会社小学館「Suit-woman」や株式会社アシロ「MISYU」など。昭和女子大学在学中は、株式会社早川書房のプロジェクトに参加。株式会社フジテレビジョンのホウドウキョク、株式会社虎の穴でインターンを経験。また、公益財団法人私立大学情報教育協会が実施する産学連携事業「社会スタディ」で優秀賞を受賞、公益財団法人昭和池田記念財団が実施・文部科学省が後援する「学生論文昭和池田賞」で優秀賞を受賞。