2. ATMで入金する際は上限枚数に気をつけよう
タンス預金をATMで入金する際は、1度の上限枚数に注意しましょう。
ATMは1度に入金できる枚数が定められており、それ以上の枚数を入金するとエラーになってしまうことがあります。
一般的に、銀行の店舗内のATMであれば200枚ほど入金できますが、コンビニATMの場合は50~60枚程度と少ない傾向にあります。
古い紙幣や破損がある場合もエラーになりやすいため、枚数が多いときは銀行窓口で入金手続きを行うと安心です。
2.1 窓口での入金は本人確認が必要となることがある
銀行の窓口で200万円を超える現金取引を行う場合は、本人確認書類の提示を求められることがあります。
これは犯罪収益移転防止法に基づいて、一定の条件に該当する取引を行う際は本人確認を行うことが義務付けられているためです。
窓口で大口の現金を入金する際は、運転免許証やマイナンバーカードなど本人確認ができるものを持参するようにしましょう。
3. 納税が必要なものはきちんと申告手続きを行おう
昔のタンス預金を見つけたら、その出どころによっては税金の申告が必要となる場合があります。
「タンス預金だから黙っていても大丈夫だろう」と考えるのではなく、きちんと税制上の正しい取り扱いを行うことを心がけましょう。
参考資料
椿 慧理