猫ちゃんの「心の変化」が感じられるワンシーンが、X(旧Twitter)で注目を集めています。
投稿したのは、Xユーザーの「@Neko2Obasan」さん。
当ポストには2024年2月15日時点で3200件を超えるいいねが集まり「優しいお顔になったね…!」「おめでとう、安心できたんだね」といったコメントが寄せられるなど話題となっています。
また記事の中盤では、犬猫の生涯必要経費についてもご紹介します。
※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. 5カ月続いた夜鳴きが、治まってきた
「保護して5カ月 やっと夜鳴きが治まりました」というコメントとともに投稿されたのは一本の動画でした。写っているのは、茶白猫の男の子「きなこ」くんです。
話題となっているきなこくんは保護猫で、野良時代から先住猫の「つくし」くんに会いに来ていたといいます。
当時は窓越しに寂しそうな表情を浮かべ、おうちに視線を送っていたのだとか。野良猫の頃の表情からは、どこか警戒心が感じられます。
過酷な生活をするきなこくんを心配した@Neko2Obasanさんは、2023年9月に保護。きなこくんが家族の一員となりました。
保護から5カ月ほどの間夜鳴きが続いたそうですが、動画におさめられた「現在の寝姿」からはすっかり安心しきった様子が伝わります。
ゆっくりと目を細めてウトウトする姿は安心感たっぷり。見ているこちらまで癒されてしまいますね。その様子からは、きなこくんが家族から「たくさんの愛」を受けて生活していることが伝わってきます。
2. 犬や猫を飼うために必要な「生涯必要経費」
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。
犬や猫を飼うためには、フードや医療費はもちろんのこと、予防接種費、去勢手術の費など、多くの経費を必要とします。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行っています。
「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」の結果を元に、犬、猫それぞれの「生涯必要経費」はいったいどのくらいなのか、2021年から2023年のデータをご紹介します。
3. 犬の生涯必要経費は、個体差には大きく左右されない結果に
まずは、犬の生涯必要経費を見ていきましょう。
犬の大きさ別にそれぞれご紹介します。
※()内は平均寿命
※ 犬の年齢ごとに算出した平均支出金額を平均寿命まで足しあげることにより算出
3.1 【2021年】生涯必要経費
犬全体:244万8784円(14.65歳)
- 超小型:253万2347円(15.30歳)
- 小型:217万3910円(14.05歳)
- 中型・大型:231万7006円(13.52歳)
3.2 【2022年】生涯必要経費
犬全体:251万7524円(14.7歳)
- 超小型:246万8346円(15.31歳)
- 小型:246万133円(14.28歳)
- 中型・大型:305万5401円(13.81歳)
3.3 【2023年】生涯必要経費
犬全体:244万6068円(14.62歳)
- 超小型:255万4012円(15.07歳)
- 小型:238万2200円(14.29歳)
- 中型・大型:¥255万9186円(13.86歳)
2023年の中型、大型犬の飼育費用は昨年を下回っています。
特に大型犬の飼育費用は、昨年より約50万円も下回る結果となりました。
続いて、猫の生涯必要経費を見ていきましょう。