宿根草とは、休眠期は地上部が枯れ、開花期が近づくと芽吹き、やがて開花する植物のこと。可憐な花が咲くので、ガーデナーの間でも人気の植物です。

春は開花する宿根草が多くなる季節。単体で育てるのもおすすめですが、寄せ植えにして春ガーデンをオシャレに演出してみるのもいいですね。

そこで今回は、宿根草の寄せ植えにおすすめの組み合わせについて、参考価格とともに紹介します。さっそくみていきましょう。

1. 宿根草がメインの寄せ植え「おすすめの組み合わせ」その1

1.1 コロニラ✕バコパ✕プラチーナ

コロニラ

コロニラ Coronilla valentina/マメ科

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バコパ

バコパ Sutera/オオバコ科

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プラチーナ

プラチーナ Calocephalus brownii/キク科

Rafael SANTOS RODRIGUEZ/shutterstock.com

イエローとブルー(パープル)カラーを組み合わせた爽やかな寄せ植え例です。

コロニラはイエローの花が咲くマメ科の宿根草。葉に斑が入る品種を選び、バコパと組み合わせましょう。コロニラとバコパの後方には、やや高めの植物を植えて、寄せ植えに立体感を出します。

バコパは八重咲きの品種を選ぶと華やかな雰囲気に。青に近いパープルカラーを選ぶと、コロニラの花とも相性抜群です。バコパには、他にもホワイトやピンクの花色もありますが、こちらもイエローと合わせやすいでしょう。

シルバーリーフのプラチーナは、どんな寄せ植えにも合う万能植物。枝ができるだけ、キレイに整った苗を選んで植えてみましょう。寄せ植えの見映えがよくなります。

プラチーナの代わりに、コロキアやエリカなどの低木を植えるのもオシャレです。エリカはスズランのように花が咲く品種を植えると、いっそう華やかな雰囲気になります。

参考価格

  • コロニラ:500円前後(3号ポット苗)
  • バコパ:300円前後(3号ポット苗)
  • プラチーナ:500~700円前後(3号ポット苗)