Tポイント（ティーポイント）とは、カルチュア・コンビニエンス・クラブ（以下、CCC）が展開するポイントプログラムです。
全国のお店やインターネットでサービスを利用した際に、貯まる共通ポイントです。
貯めたTポイントは1ポイント＝1円で使用できるため、使い勝手のよいポイントとして、利用している方も多いでしょう。
そのTポイントですが、2024年4月22日より、三井住友フィナンシャルグループ（SMBCグループ）が運営している「Vポイント」と統合されます。
新名称は、青と黄色の「Vポイント」です。
新ロゴに現在のTポイントの配色である青色と黄色が引き継がれます。
Tポイントを今まで貯めてきた人の中には「今まで苦労して貯めたポイントはどうなる？」と思う方がいるでしょう。
今回は、Tポイントがどう変わるのか？また、これまでのサービスがどうなるのかを解説します。
1. TポイントとVポイントを統合した後、ポイントは使えるの？移行手続きは必要？
Tポイントの利用会員数は現在約7000万人。一方、Vポイントの会員数は1600万人です。
2つのポイントが統合すると会員数が8600万人にもなり、日本最大規模となります。
「Tポイント」と「Vポイント」が2024年4月22日から統合され、Tポイントは青と黄色の「Vポイント」に変わりますが、お持ちのTカードやTポイントは、今と同じくそのまま使えます。
ポイントが変わる際のポイント移行手続きはとくに必要ありません。
2. TポイントとVポイントを統合した後どんなメリットがあるの？
Tポイントが使える加盟店はウエルシア、ファミリーマート、ガストなど国内約15万店舗です。
一方、Vポイントは、三井住友カードが発行するVisa・Mastercard加盟店で利用できます。
Visaは世界シェアがNo.1の国際ブランドで、Visaの加盟店数だけでも、全世界200以上の国と地域に1億店以上あります。
つまり、両方のポイントが統合された青と黄色の「Vポイント」は、使う・貯めるともに利用範囲が広がることになります。
3. 2024年4月22日の統合後のTポイントはどうなる？
次は、統合後のポイントがどうなるのかまとめておきましょう。
現状では、Tポイントだけ使っている人、TポイントとVポイントの両方を利用している人がいます。
4月以降はどうなるのでしょうか。
3.1 Tポイントだけ利用している人
たとえば、今までTポイントを1000ポイントのみ持っていた人は、統合後、青と黄色の「Vポイント」に移行されます。
プラスチックカードでTポイントを貯めていた人は、従来のTポイント加盟店の他に、三井住友カードが発行するVisa・Mastercard加盟店にて提示すれば、今までと同じくポイントを貯めたり使ったりできます。
また、スマホで「モバイルTカード」を利用している場合は、「モバイルVカード」に変更となります。
使い方は、プラスチックカードと同様です。
3.2 TポイントとVポイントの両方を利用している人
VポイントとTポイントの両方を利用している人はポイントを連携することができます。
たとえば、Tポイントを1000ポイント、Vポイントを2000ポイント持っている人は、連携することで両方のポイントが合算され、青と黄色の「Vポイント」が3000ポイントになります。
また、Tポイントが提供していたサービスも追加で利用できます。
その際、Visa・Mastercardの加盟店での決済を三井住友カードで行う場合、モバイルVカードも提示することで、加盟店によってはポイントがダブルで貯めることができます。
もし、Tポイントと連携されない場合、ご利用いただけるサービスが制限されてしまいますので注意しましょう。
なお、詳しいTポイントとの連携手続きについては、2024年4月頃に案内があります。
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