iDeCo(個人型確定拠出年金)の評判も広がってきて、iDeCoってやっぱりおトクだな、わたしもiDeCoで将来の年金づくりを始めたいなと思っている人も増えてきたのではないでしょうか。確かにiDeCoには多くのメリットがあり、将来の自分のお金を用意するにはうってつけの制度であると言えます。

でも、なかなか手続きのイメージがつかないという人も多いのではないでしょうか。今回は、iDeCoの手続き方法についてご紹介します。

まずは加入資格があるかどうかチェック

まず、そもそも自分がiDeCoに加入できるかどうかをチェックしておく必要があります。

iDeCo公式サイトのほか、さまざまな金融機関がWebサイト上にフローチャートやアニメーションを用いた解説やチェックリストを作ってくれていますよね。それらを参考に、自分に加入資格があるかを確認しておきましょう。

証券会社や銀行などの金融機関に資料請求

次に、運営管理機関として登録されている金融機関の中から、自分が口座を開設したいところに資料請求します。自分が普段から利用している金融機関がiDeCoを取り扱っているならそこでもいいですし、それぞれの金融機関を比較して決めてもいいですね。

資料請求したら、書類が届くのを待ちましょう。手元に書類が届いたら、基礎年金番号がわかるものや本人確認書類などを用意して、書類に必要事項を記入していきます。

手続き書類は複雑。会社に記入をお願いするところも

手続き書類が手元に届くと、一見しただけでは何が書いてあるのかよくわからないという状態になるかもしれません。手続き書類は非常に複雑なので、ちょっと難しそうだ、と感じる人が多いようです。

また、第2号被保険者の場合、手続きには勤務先の担当者に依頼して記入してもらう欄もあり、ここがややハードルが高く感じるポイントだと思います。iDeCoの制度そのものについて、勤務先の担当者とされる人でもよくわかっていないケースもあるようです。自分でもしっかり書類を読み込んで、作成していきましょう。

わからない部分は運営管理機関のコールセンターなども活用してください。記入が終わったら、必要書類を運営管理機関に送ります。

運用開始までには2~3カ月かかることも

iDeCoをすぐにでも始めたいと思う人もいるかもしれません。しかし、実際にiDeCoの掛金が引かれて運用が始まるまでには2~3カ月かかる人もいます。もちろん処理スピードや量にもよっても異なりますが、証券会社や銀行の口座のように手続きしたらすぐに使えるようになるものではないということを知っておいてください。

2~3カ月待ってもなかなか手続きが完了した旨の通知が来ない場合には、各運営管理機関のコールセンターやサポートセンターに問い合わせてみましょう。

まとめ

いかがでしたか。iDeCoは非常に魅力的な制度ではありますが、まだ書類がわかりづらかったり手続きに時間がかかったりとちょっと大変な部分もあります。しかし、事前にちょっと大変そうだと思っておけば、いざというときに面を食らうこともありません。

わからないことをわからないまま提出してしまうと、不備になって返却されてさらに時間がかかることも多いので、わからないことは素直にサポートセンターなどへ問い合わせることをオススメします。

 

>>楽天証券のiDeCoについて詳しくみる(初心者でも厳選ファンドから選びやすい)

>>SBI証券のiDeCoについて詳しくみる(品揃え抜群。選べるファンドが多い)

LIMO編集部