みなさんは、しっかり貯蓄ができていますか?
パンデミックや震災、事故や病気などはある日突然、私たちに降りかかります。まさかの時への備えは大切ですね。
今回は、金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(令和5年)[単身世帯調査]」から、50歳代・60歳代の「おひとりさま世帯」の貯蓄額データを見ていきます。
1. 【50歳代・ひとり世帯】貯蓄ゼロ(非保有)は何パーセントか
まずは、50歳代・ひとり世帯で「貯蓄ゼロ(非保有)」の人はどれくらいいるのか見ていきます。
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和5年)」より、50歳代・ひとり世帯の貯蓄事情を確認します(金融資産を保有していない世帯を含む)。
1.1 【50歳代・ひとり世帯】の貯蓄ゼロ(非保有)の割合
- 38.3%
1.2 【50歳代・ひとり世帯の貯蓄額】平均と中央値
- 平均:1391万円
- 中央値:80万円
貯蓄が全くない(非保有)世帯は全体の4割弱となりました。
では、年齢があがると貯蓄額はあがるのでしょうか。