【50~60歳代】貯蓄がまったくない「おひとり様世帯」は何パーセントいるのか?
金融広報中央委員会「令和5年 家計の金融行動に関する世論調査」から、単身世帯「平均・中央値」を見る
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みなさんは、しっかり貯蓄ができていますか?
パンデミックや震災、事故や病気などはある日突然、私たちに降りかかります。まさかの時への備えは大切ですね。
今回は、金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(令和5年)[単身世帯調査]」から、50歳代・60歳代の「おひとりさま世帯」の貯蓄額データを見ていきます。
1. 【50歳代・ひとり世帯】貯蓄ゼロ(非保有)は何パーセントか
まずは、50歳代・ひとり世帯で「貯蓄ゼロ(非保有)」の人はどれくらいいるのか見ていきます。
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和5年)」より、50歳代・ひとり世帯の貯蓄事情を確認します(金融資産を保有していない世帯を含む)。
1.1 【50歳代・ひとり世帯】の貯蓄ゼロ(非保有)の割合
1.2 【50歳代・ひとり世帯の貯蓄額】平均と中央値
貯蓄が全くない(非保有)世帯は全体の4割弱となりました。
では、年齢があがると貯蓄額はあがるのでしょうか。
執筆者
LIMO編集部は、主に経済や投資、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となって情報発信を行っています。また「くらしとお金」に関係するキャリア、旅行、園芸、ショッピング、外食、SNSで話題の背景等も解説。編集部は金融機関でファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行で富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等で構成。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年(565か月)。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、第二種外務員(証券外務員二種)、FP2級、AFP等の資格保有者が在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社ナビゲータープラットフォームが運営(最新更新日:2024年6月18日)。