【不動産用語解説】ユニットバスは、バス・トイレが同じ?
よく聞く「ユニットバス」という言葉を、バス・トイレが同室に設置されているものだと思っていませんか?
ユニットバスとは、あらかじめ工場で浴槽・天井・壁・床などをパーツごとに製造しておき、現場では組み立てるだけで完成するバスルームです。つまり、浴槽・床・天井のつなぎ目部分が一体化されている浴室のこと。そのため、トイレの有無に関わらずユニットバスと呼びます。
浴室・洗面台・トイレの3点が同室に設置されているものは3点ユニットバス、浴室と洗面台が同室に設置されているものは2点ユニットバスと言われています。
【不動産用語解説】フリーレント物件とは?
フリーレント物件とは、一定期間家賃が無料に設定されている(家賃の発生時期が猶予されている)物件です。無料で住める期間は物件によって異なりますが、通常は1~2カ月間で設定されているケースが多いようです。借主にとっては、一般的に家賃の4~5カ月分が相場といわれている引越しの初期費用を抑えるのに効果的な仕組みです。
では、なぜオーナーはフリーレントにするのでしょうか?オーナーによってさまざまですが、空室期間を長引かせたくないなどのという理由がよくあげられます。フリーレントにすることで物件探しをしている人にアピールすることができ、契約も早期に決まりやすくなるメリットがあります。
【不動産用語解説】家賃債務保証会社とはどういうもの?
家賃債務保証会社とは、借主が家賃を滞納したときに、借主に代わって貸主に家賃を立替え払いしてくれる会社です。
借主側のメリットは、連帯保証人が不要のケースが一般的という点です。例えば、親子関係が良好で、父親が連帯保証人になる意志があっても、すでに定年退職をしている場合は連帯保証人として認められないケースもあります。また、連帯保証人を頼める相手がいない人でも、家賃債務保証会社を利用することで賃貸借契約を結べる可能性があります。
一方で、家賃債務保証会社を利用するには、保証料がかかります。1年ごと、もしくは賃貸借契約更新ごとに「更新(継続)保証料」がかかることもあります。
【不動産用語解説】分からない用語は不動産情報サイトなどでチェック
今回は、建物構造やフリーレント、家賃債務保証会社など、聞いたことがあるけれど実はよく知らない用語について解説しました。
今回ご紹介した用語以外にも、よく分からない言葉に触れることがあると思います。そんなときは、不動産情報サイト アットホームが公式サイト上で提供している「不動産用語集」のように不動産に関する用語をまとめたWebサイトで調べたり、不動産会社の担当者に聞いたり、しっかりと理解をしたうえで住まい探しを進めることをおすすめします。
参考資料
- 不動産情報サイト アットホーム「不動産用語集」
- 不動産情報サイト アットホーム「木造アパートの防音や耐震性は?メリット・デメリットや対策ポイントを解説」
- 不動産情報サイト アットホーム「鉄筋コンクリート(RC造)の防音性はどのくらい?木造・鉄骨造との違いや部屋の防音性を調べる方法」
- 不動産情報サイト アットホーム「【1R・1K・1DK・1LDK】それぞれどんな間取り?特徴と違いを徹底解説!」
- 不動産情報サイト アットホーム「ユニットバスとは?種類やサイズの選び方について解説」
- 不動産情報サイト アットホーム「フリーレントの賃貸物件とは?仕組みとメリット、注意点をわかりやすく解説」
- 不動産情報サイト アットホーム「「家賃保証会社(賃貸保証会社)」とはどういうもの?」