遊戯王カードゲームではカードの性能が強すぎるあまり、レギュレーションで規制がされてしまうことがあります。基本は1つのデッキに同名のカードは3枚まで入れることが出来ますが、その枚数に制限がかかります。
制限には「禁止カード」、「制限カード」、「準制限カード」の三種類あります。禁止カードはデッキに使用する事が出来ず、制限カードは1枚、準制限カードは2枚まで入れることが出来ます。
一度制限されてしまったカードでも制限が緩和されたり、解除されたりすることがあります。そこで今回は、準制限カードが解除された場合時の売買価格相場の変化について、2024年1月~変更のカードを参考に、トレカ流通量の多いフリマアプリ「magi」における落札価格を見ていきます。
1. 鉄獣戦線 フラクトールの価格推移※magi落札実績
2024年1月1日にリミットレギュレーションが変更され、4枚のカードの準制限が解除されました。1つ目の新規準制限解除カードは「鉄獣戦線フラクトール」です。
直近の落札価格は3枚で233円で、1枚あたり約78円になります。
準制限が解除された後の落札実績はまだ存在せず、現状ではあまり相場の動きは無いように感じられました。
<落札歴>※準制限解除後の落札なし
- 【3枚】鉄獣戦線 フラクトール レア JP008:233円(準制限解除前)
2. 閃刀起動-エンゲージ※magi落札実績
2つ目の新規準制限解除カードは「閃刀起動-エンゲージ」です。
準制限が解除される前はスーパーレアが3枚で200円で落札されていましたが、解除後は3枚で299円で落札されました。1枚あたり、33円程度価格が上昇したと言えます。
<落札歴>
- 【3枚】閃刀起動-エンゲージ スーパーレア JP030✕3 【木林堂】:299円(準制限解除後)
- 【3枚】閃刀起動-エンゲージ スーパーレア JP041 3枚:200円(準制限解除前)