【インバウンド】1人当たりの旅行支出は?

多くの人で賑わう大阪・道頓堀

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全国籍・地域の訪日外国人(一般客)1人当たりの旅行支出は21万8000円と推計。国籍・地域別に見ると、米国は32万4139円でしたが、2019年比で63.1%増という結果になりました。

また、米国人の旅行者数は58万人と多く、米国人の消費額(1人当たりの旅行支出米国人の旅行者数)は1879億円と高い数値を出しています。

米国人の平均泊数は11.7日で、1人当たりの総額は32万4139円。宿泊費14万1884円、飲食費6万7810円、買物代5万7268円、交通費4万4768円、娯楽等サービス費1万1818円、その他592円となりました。

米国人の1人当たりの旅行支出

  • 宿泊費:14万1884円
  • 飲食費:6万7810円
  • 買物代:5万7268円
  • 交通費4万4768円
  • 娯楽等サービス費:1万1818円
  • その他:592
  • 総額:32万4139円

【インバウンド】米国は今後も増加の見通し

今回は、2023年10~12月期の全国調査結果から米国の消費動向についてご紹介しました。

米国は旅行者数、消費額ともに高い数値を出しており、特に宿泊費を消費していることが分かりました。渡航の規制緩和もコロナ禍前に戻っているため、今後はさらに米国からの訪日観光客が増加していきそうです。

参考資料

成瀬 亜希子