冬の間は庭でのガーデニングも小休止。春が来るまでしばらくの間は、部屋に色とりどりの花を飾ってみませんか。
お気に入りの場所に置いて手軽に楽しめる鉢花は、ガーデニング好きの方への贈り物としても最適です。
今回は室内での鉢花を管理するコツや、オススメの植物を参考価格とともに紹介します。
1. 冬の鉢花の置き場所
1.1 日当たりのよい場所に置く
植物の生育には太陽の光が必要です。日光に当てると光合成が盛んにおこなわれ、十分な栄養補給で花数が多くなったり長い期間咲き続けたりします。
屋外に比べると室内は光が弱くなってしまうので、できるだけ窓に近い明るい場所に置きましょう。
直射日光が苦手な品種は、レースのカーテン越しの光が理想的です。
1.2 日中と夜で置き場所を変える
日中の窓際は日なたになって気温も高くなりますが、夜になると窓から冷気が入り込みます。実は室内でもっとも気温変化が激しいのが窓際。寒さに弱い品種は夜間の冷え込みで弱ってしまうことも。
夜に暖房を切ったあとは部屋の中央に鉢を移動するなど、夜間の寒さ対策を心がけましょう。段ボールなどで囲んで保温したり、窓に分厚いカーテンを掛けたりするのも効果的です。
1.3 暖房の風や熱が当たらない場所に置く
冬の鉢花はある程度の寒さには耐える品種が多いので、あまり暖か過ぎるのもよくありません。エアコンやファンヒーター、ストーブなどの近くには置かないように。
乾燥した風や強い熱気が直接当たると、葉や花の水分が奪われてしまいます。床暖房をしている場合は鉢を床に直接置かず、花台の上に載せましょう。