冬でもみずみずしい緑を暮らしに取り入れたいというときは、観葉植物でインドアガーデニングを楽しんでみませんか。外は寒くても室内はまるで南国リゾートのような暖かさに。

今回は寒い季節に観葉植物を管理する方法を紹介します。

強健で耐寒性のあるオススメの植物も、大型植物と小型植物に分けて参考価格とともに見ていきましょう。

1. 観葉植物の冬の管理方法

観葉植物の管理方法

t.sableaux/shutterstock.com

1.1 日当たりのよい場所に置く

日当たりがよいと光合成が促されてタップリ栄養を作り出します。できるだけ明るい日なたに観葉植物を置きましょう。冬は太陽の角度が低くなるので、部屋の奥にも日差しが届きます。

耐陰性が強い植物もたまには光を当ててあげると、緑が濃くなりイキイキと育つでしょう。晴れて暖かい日があれば、昼間だけ屋外で日光浴させるのも効果的です。

1.2 極端な気温変化を避ける

観葉植物はもともと気温の高い熱帯地域に生息する植物なので、極端な冷え込みで弱ってしまうことも。とくに窓に近い場所は外気が入り込んで、夜間はかなり気温が下がります。

窓から少し離れた場所で管理したり、夜は段ボールやビニールなどで冷気から守ってあげたりするのがオススメ。暖房機の乾燥した温風が直接植物に当たらないように気をつけましょう。

1.3 水やりはしっかり乾いたらタップリと

しっかり乾いたら水やりをタップリとする

ronstik/shutterstock.com

冬は植物の生育スピードがゆっくりしたペースになるため、根が土から吸収する水分量が少なくなります。春~秋と同様に水やりしていると、土がつねに湿った状態で植物にとって好ましい環境とは言えません。

とはいえ暖房している室内は気温が高く空気も乾燥ぎみ。まったく水やりしないと植物がしんなりしてしまいます。冬は土がしっかり乾いたのを確認してからタップリ水やりしましょう。

乾きと湿り気のメリハリが、植物の根を鍛えてしっかりした株に育てます。

1.4 肥料は控えめにする

観葉植物はもともと強健な性質のものが多く、とくに肥料がなくても枯れる心配はありません。肥料を与え過ぎると過保護になって、かえって植物が本来持っているパワーを奪うことに。

冬は肥料を控えめにして、もし与えるとしても月に1回程度、液体肥料を普段より薄めにして施しましょう。