LIMOが2023年01月にお届けした記事から、注目の記事をピックアップして再掲載します。
(初掲載*2023年01月4日)
年末年始は春のガーデニング計画を立てるのに、ちょうどよい時期です。
育ててみたかった植物を調べたり、苗の予約をしたりして春の開花に備えて準備を進めましょう。
そこで今回は今年こそ育てたい、オシャレな一年草&多年草を紹介します。
ことし育てたい「お洒落な一年草&多年草」7選
ネモフィラ
ネモフィラは春になると淡いブルーの花を咲かせる一年草。一面にネモフィラが咲き誇る光景は春の風物詩になっていますが、その圧倒的な美しさは毎年多くの人々を魅了し続けています。
一般の家庭では、ネモフィラが咲き誇る修景を作ることは難しいかもしれませんが、ハンギングなどにしてこんもり咲く姿を作ることは可能です。
年が明けて、本格的に暖かくなる前に苗が出回り始めるので、春に美しい花を楽しみたい人は計画をしておきましょう。※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)
パンジー・ビオラ
冬から咲き続けるパンジー・ビオラは春が開花のピーク。暖かくなると株の生長が旺盛になり、いちだんと美しく咲き誇ります。
苗の販売は冬から続いていますので、オンシーズンの春までに少しずつ買い足して増やしていくのもいいですね。一年草なので花後は枯れてしまいますが、種を収穫しておくと翌年用の苗を栽培することもできます。※参考価格:100~500円前後(3号ポット苗)
庭や玄関をキュートに飾る草花たち
スズラン
小さな釣鐘状の花を咲かせるスズランは春に開花する多年草。ホワイトやピンクの花が楚々とした雰囲気で、庭を爽やかに演出します。
スズランは日陰~半日陰でも育つ植物で、シェードガーデンにもオススメ。高温多湿に弱いので、やや育てるのが難しい植物ではありますが、チャレンジしてみるのもよいでしょう。※参考価格:300~700円前後(3号ポット苗)
ラナンキュラス
幾重にも重なった花弁が特徴のラナンキュラスは多年草の球根植物。植え付けの適期は今月までなので、早めに手に入れて植え付けをおこないましょう。
注目の「ラナンキュラス・ラックス」は、植えっぱなしでも毎年花が咲く品種。枝がよく分岐し、美しい花を咲かせるのが特徴です。光沢のある花弁にも注目です。※参考価格:500円前後(3号ポット苗)
花壇や庭は「お洒落に明るく」
アネモネ
オリエンタルな雰囲気が漂うアネモネは、冬から春にかけて花が咲く多年草。レッドやイエロー、ブルー、パープル、ホワイトなど、カラフルで個性的な花が楽しめます。
球根の植え付けは12月まで、開花期は2~5月です。強健な性質で植えっぱなしでも翌年花を咲かせますが、夏の高温多湿が苦手です。地植えにするときは水はけのよい場所を選びましょう。※参考価格:300~600円前後(3号ポット苗)
クレマチス(四季咲き・春咲き)
つる性植物のクレマチスは、趣のある美しい花を咲かせる多年草。四季咲きと春咲きの品種はバラの開花時期とも重なるので、バラとの豪華な競演も楽しむことができます。
四季咲きの開花期は4~10月、春咲きの開花期は3~5月です。品種によって開花時期が異なるので、あらかじめ調べておくようにしましょう。※参考価格:500~1500円前後(3号ポット苗)
庭や花壇がときめく「花の女王」
バラ
花の女王とも呼ばれるバラは春と秋に開花する落葉低木。花の色、花弁の形、香りの強さなど多種多様な品種はもとより、その花の美しさで世界中の人々を魅了する植物です。
バラには四季咲きと一季咲きの品種があります。四季咲きは春から秋に繰り返して開花し、一季咲きは春しか咲きません。長く花を楽しみたい人は四季咲きを選ぶとよいでしょう。
剪定や施肥など、バラ栽培にはやるべきことがありますが、多くは難しいことではありません。美しく咲いたときの感慨は格別なので、栽培未経験の人はぜひチャレンジしてみるのもよいでしょう。※参考価格:2000~3000円前後(大苗)
まとめにかえて
今回は、今年こそ育てたい!オシャレな一年草&多年草を紹介しました。
季節の移り変わりは早いもので、正月が過ぎ二月になると、いよいよ春を告げる植物が芽を出し始めます。
花が咲く時期は毎年同じではありますが、植物の開花を通じて四季の移ろいを感じることができるのは、ガーデニングの素晴らしいところです。今年もステキなガーデンライフを楽しんでくださいね。
LIMO編集部