2. Z世代の理想の社会人 考察
2.1 考察1:自身にとっての働き方の最適解を見出し、自信に満ちて仕事をしている
早期退職なども問題視される中、Z世代は「諦めが早い」、「メンタルが弱い」等の印象を持たれることもあります。しかし、情報過多で変動性の高い現代において、自分にとってどんな働き方がいいのかを考えて行動に移した結果でもあります。
Z世代は「繊細」でありながらも、それらを活用して自分にとっての最適解を見出そうと模索している人が多い印象です。
自分自身が納得できる働き方を確立している上司を目にすることで、Z世代にとってのキャリア形成の幅が広がり、新たな希望となります。
2.2 考察2:自分の言動に責任感を持ち、常に冷静に物事を対処できる
Z世代が「真新しさ」や「要領のよさ」だけを重要視しているわけではありません。Z世代の根底にあるのは先輩方が誠実に働く姿ではないでしょうか。
自分らしさを持ちつつも、物事を冷静に対処する上司の姿には憧れがあります。
2.3 考察3:相手の立場になり、適切な言葉選びでコミュニケーションが取れる
今回のZ世代に対する調査でも、「伝え方」が重要視されていました。早期退職も多い中、長く良好な関係を保つためにも、相手の立場に立って発言・行動をすることが大切なのではないでしょうか。
3. 「自分軸がある」「冷静」「適切な言葉選び」などが大切
今回は、Z世代の率直な意見から、「自分軸がある」「冷静」「適切な言葉選びができる」等の特徴をもった上司が理想である意見が多く出ました。社会に揉まれて考えが変わっていく可能性も否めませんが、今の目線から思うことが整理されたと思います。
離れた世代がお互いの環境や考え方を否定するのではなく理解しあうことで、固定概念にとらわれることなく良好な関係を築いていけるのではないでしょうか。
LIMO・U23編集部