LIMOが2023年下半期にお届けした記事から、注目の記事をピックアップして再掲載します。

(初掲載*2023年10月7日)

10月13日は年金支給日ですが、8月までと比べると振込額が変わる方がいます。

増える場合は良いですが、多くの場合は少なくなるため戸惑ってしまう方もいるかもしれません。

年金の振込額が変わるにはいくつか理由があり、該当すると金額が変更されます。

どのような場合に金額が変わるのかを理解するとともに、厚生年金と国民年金の平均月額も確認していきましょう。

10月から年金額が変わる3つの理由

10月から年金額が変わる理由として、主に以下の3つの理由があります。ご自身にもあてはまるかどうか確認してみましょう。

10月から年金額が変わる3つの理由1. 前年の所得が前々年よりも増額したため

国民健康保険料や住民税は前年の所得をもとに計算され、所得が増加していればその分納める保険料や税額も高額になります。

所得には、給与所得や不動産所得、事業所得、一時所得などがあり、たとえば仕事をして給料をもらった場合や不動産の売却益などがあった場合は所得が増えることになります。

また、介護保険料も合計所得金額をもとに計算されるため、所得の増加があると保険料も高くなります。

そして、変更された保険料や税額が反映されるのは10月支給分の年金からとなるため、8月支給分と10月支給分とで金額が異なることになるのです。