悲劇を避ける、チノパン

ジーンズに次いでボトムスの永遠の定番として挙げられるのが、タフさと清潔感が両立したチノパン。その安定感から休日も平日も見ない日はないアイテムではありますが、選ぶものによっては「おじさん臭い」印象を持たれてしまうことも。そんな悲劇を避けるのであれば、シルエットが綺麗なものを選ぶのが得策。

というわけで今回は、クリーンなスタイルを演出してくれる「美シルエット」なチノパンをご紹介します!

ストレスフリーで美シルエットの良いとこ取り

「見る人を楽しませたい」をテーマに、現代的かつ独創的なシルエットのアイテムを制作する『YELLOW RUBY』のチノパン。腰回りにリラックス感を持たせつつもシルエットには程よくテーパードがかかり、裾を9分丈に調整したクリーンな佇まいです。

素材にはストレッチが入って穿き心地もよく、ツヤ感がある風合いも特徴に。スタイリッシュでストレスフリーな、良いとこ取りの一本です。

シルエット・コスパ共に100点

カーキの色合いが大人らしい『EDIFICE 』のパンツ。素材にはコットンツイルを採用し、高級感ある光沢とタフな風合いを実現しています。全体を程よく細身に仕上げつつも、センタープリーツを入れることで立体的なシルエットに。

アンダー1万円で手に入る高コスパやダブル仕上げの裾もポイント。スラックスをお求めの方にも刺さりそうな一本です。

撥水性も備えた、ハイスペックチノ

素材開発から行ったという、こだわりの生地を使用した『KANTIAN』によるチノパン。コットンと遜色ない見た目や肌触りに加えて、撥水性も備えた驚きの機能性が特徴です。

さらに伸縮性も兼ね備えているので、細身なシルエットにもかかわらず窮屈さはゼロ。共地のジャケットと合わせればセットアップも実現させられる点も見逃せません。

通も唸る、昔ながらの風合い

まだ日本にチノパンが出回っていなかった70年代、初めてチノパンを作った老舗ブランド『BARNSTORMER』の一本です。その情熱は今も引き継がれ、特に50年代のものを元に製作した生地は極上の一言。

縫製も細部まで抜かりなくこだわり、生地をウォッシャブル仕様に仕上げている点も秀逸です。本物のチノパンをお探しの方は要チェックです。

ハイブランド譲りのエレガンス

ディオールを始めとするハイブランドで経験を積んだ後スタートした、日本の気鋭ブランド『lideal』のチノパン。センタープレスの入った細身シルエットで、カジュアルなルックスの中にドレッシーさも感じられる一本です。

コットンのタフさを残しつつストレッチを入った生地で、見た目の高級感と穿き心地も文句ナシ。細身のラストの革靴の方はチェック。

あとがき

時代の変化とともに変化してきたアイテムですが、やはり源流を感じさせるスタイルで穿きこなしたいところ。現在はオン・オフ共に細身が主流ですが、足のラインが出ないくらいがトラディショナルなスタイルの許容範囲かと。しっかり吟味していきましょう。

FACY