2. アメリカ人の中でも賛否両論
日本にいるとチップ文化はなじみがないため、正直払いたくないなと思う人は決して少なくないでしょう。
実は、アメリカ人の中でも「本当にチップが必要なの?」と考えている人は多いようです。
アメリカでできた友だちも、「働く側になればチップは、いいサービスをすればするほどお金がもらえるからいいけれど、払うのをためらうこともある」と言っています。
日本にチップ制度がないことを伝えると、「それでみんながきちんと働いているんだったらいいよね。アメリカの場合、今からチップ制度をなくしたらみんなまともに仕事しなくなるんじゃないかな」とも言っていました。
最近ではスターバックスなどチェーン店でもチップを要求するところが増えてきています。
「レストランのウェイターにチップを払うのは理解ができる。こちらの要望を聞いてサービスをしてくれるからね。でも、スターバックスなんてただ注文を受けてコーヒーを出しているだけじゃないか!」と、アメリカ人ですら最近のチップ事情には納得がいっていない場面もあるようです。