新年会や歓迎会を控え、若者の飲み会参加率や積極性を高めるために悩んでいる人もいるのではないでしょうか。幹事にとっては、不安に思う時期かもしれません。

せっかく飲み会を開くなら、来たいと思っているZ世代の社員にも来てもらって、お互いに気持ちよくコミュニケーションをとりたいところ。

しかし、若手の感想として、「上司と関わるのが面倒!でも出ておかないといけないと思ってしまう」という声がよく挙がってきます。どのように部下を飲み会に誘えばよいかも難しいのでは。

一方で、みんながみんな飲み会を嫌っているわけではありません。飲み会自体が嫌いなのではなく、会社でのやり方が苦手な人も。

そこで、インターン生で構成されるLIMO・U23編集部で、どのような点が改善されたら行きたいと思うか、議論してみました。

1. Z世代は飲み会に実施するうえで何を求めている?

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1.1 意見1:参加するかどうかを自分で決められる雰囲気

飲み会に参加したいと思っていても、参加できないこともあるでしょう。また、飲み会に参加したくないという人もいます。

しかし、飲み会に誘われるとき、その雰囲気によっては「断ると上司からの印象が悪くなるのではないか」と思い、断りにくくなってしまうことも。

飲み会は自由参加であることや、参加しなくても問題ないことを伝えておくだけでも、気楽になるでしょう。

また、飲み会に参加する人でも、お酒を飲むか飲まないかは自分で決めたいという人も多いため、強制することがないようにすべきです。アルコールハラスメントにならないよう、意識して発言する必要があります。

1.2 意見2:噂話や悪口をやめてほしい

飲み会では話題としてその場にいない人の噂話や人間関係の話をすることが多いと思います。その噂話が度を超えていたり、悪口に発展したりすると聞いているだけで疲れてしまい、飲み会を楽しめなくなります。

また、その場にいる人の暴露話や黒歴史の話になる可能性もあるので、自分のことも話題に上ってしまうのではと気が抜けません。「飲み会で冷やかされ、その時は笑って済ませても後から何度もそれを思い出して悩んでしまう」経験のある人は少なくないと思います。

共通の話題が少なくて飲み会の話題作りには困るかもしれませんが、料理の話や趣味の話など、できるだけ楽しく明るい話をしてほしいです。