50歳代は老後を間近に控えているため、老後資金を貯めるためラストスパートとも言える年代です。

ただおひとりさまの場合、貯蓄する必要性をそこまで感じずに貯蓄してこなかったという場合もあるでしょう。

また、いま50歳代のかたは就職氷河期世代といわれる、大卒でも新卒で正規雇用に就くのが難しい年代でした。

いま50歳代でおひとりさまの方は、どれくらい貯蓄を保有しているのでしょうか。また、貯蓄目標を決めるには、いくらを目安とすればいいのでしょうか。

貯蓄額の目標を立てる際に目安となるのが、同年代の貯蓄額です。

自分と同年代の周囲がどれくらい貯蓄を保有しているかを知ることで、具体的な貯蓄の目標金額を決めやすくなるでしょう。

今回は金融広報中央委員会の資料をもとに、50歳代・単身世帯の貯蓄額をみていきます。