60歳代で働くシニアも多い現代において、いまの現役世代の老後がはじまるのは「70歳代から」という方も増える可能性があります。

厚生労働省の調査した令和3年時点の平均寿命は男性が81.47歳、女性が87.57歳となっており、「人生100年時代」といわれる現代においては、70歳でリタイアした後の老後が20~30年ということも考えられるでしょう。

少子高齢化の日本において、70歳代からの老後を自分らしく過ごすためには、年金とともに貯蓄が重要と考えられます。

ただし平均年収400万円台が約30年続き、物価や社会保険料が年々上がる現代の日本において、まとまった貯蓄を用意するのは簡単ではありません。

では、現代のシニアはどれくらいの貯蓄を保有しているのでしょうか。年金額についても見ていきます。