風土記とは何か【歴史用語解説】
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歴史の初心者向けに、ぜひ知っておいてほしい専門用語について、LIMO編集部が意味をわかりやすく解説していきます。
1. 用語を解説
「続日本紀」で713年に国ごとの地誌の提出が求められました。
求められた内容については、以下の5点。
- 郡や郷の名称
- 郡内の産物
- 土地の肥沃の状態
- 山や川などの名称
- 伝承
ちなみに、続日本紀の中では、「風土記」という名称は見られません。
「風土記」という名称がみられるのは914年とされています。
現存し、また待った形で残っているのは、以下の5つの風土記となります。
- 常陸風土記
- 出雲風土記
- 播磨風土記
- 豊後風土記
- 肥前風土記
このうち、出雲風土記は内容がほぼ完全な状態で残っています。
2. 読み方
ふどき
3. まとめにかえて
いかがでしたでしょうか。
今回取り上げた用語については理解が進みましたでしょうか。
歴史で目にする用語を理解し、今後の学びや観光や旅行のサポートになっていれば幸いです。
LIMO編集部
執筆者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。