「2024年こそ年収をあげたい!」「そもそも自分の年収は平均以下なのか平均以上なのか?」と考えている方も多いでしょう。
国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、2022年の日本の平均年収は全体で「458万円」となっています。
では、「男女別・年代別」に平均年収をみた場合、どのくらい差が生じるのでしょうか。
本記事では、20〜70歳代の男女別の平均年収について詳しく紹介していきます。
記事を参考に、自身の年収が平均以下なのか、それとも平均以上なのか比較してみると良いでしょう。
1. 【20~70歳代】平均年収はどれぐらいか
国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」から、20〜70歳代の平均年収を見ていきましょう。
上記調査より、男女別の各年代の平均年収をみてみると、男性は年代が上がるにつれて年収が上がっている一方で女性は横ばい状態であることがわかります(【図表1】参照)。
男性は30歳代以降から、全体の平均年収を超えた額となり、そこから50歳代まで平均年収は上がり続け、55〜59歳で「702万円」となります。
一方で女性は、20歳代から50歳代まで平均年収が300万円台前半と横ばいな状態が続いており、最も高い平均年収でも25〜29歳で「349万円」となっています。
上記から、男性の場合は日本全体の平均年収に到達する人が、比較的若い世代でも多い傾向にありますが、女性の場合はハードルが高い現状がみてとれます。