クリスマスムードを盛り上げるのに欠かせないクリスマスツリー。
今年は作り物ではなく、生きた木で本格的なツリーを飾りたいという方にオススメなのが針葉樹のコニファー。
今回はコニファーの育て方や、クリスマスツリーに最適な品種を参考価格とともに紹介します。
1. コニファーとは?
コニファーとはマツ科やスギ科、ヒノキ科など、細く尖った葉を持つ常緑針葉樹の総称。山にある大きな樹木よりも、どちらかといえば背丈が低めで、庭でも育てられる園芸種を指します。
コニファーには世界に500種類以上の種類があり、大きく育ちシンボルツリーに最適な品種のほか、生け垣によく使われる低木品種までさまざま。
なかには生長がゆっくりしたスピードで、寄せ植えに利用したり室内に飾ったりできるものも。丈夫で初心者にも育てやすく、自然に整った樹形をキープします。
クリスマスツリーというとまず思い浮かぶのがモミの木。クリスマスシーズンになるとマーケットにズラリとモミの木が並ぶ西洋と違って、日本では本物のモミの木はなかなか手に入りません。
コニファーは市場にもよく出回っているので、モミの木の代用としてオススメ。リボンやオーナメントを飾り付ければ、立派なクリスマスツリーとしてクリスマスムードを盛り上げてくれるでしょう。
2. コニファーの育て方
2.1 栽培環境
コニファーは日当たりを好みますが、やや暗めの半日陰でも育ちます。もともと極寒の地域に自生する植物なので寒さに強く、とくに防寒対策をする必要はありません。
一方暑さにはやや弱いため、夏の間に水切れしたり蒸れたりしないように気をつけましょう。地植えでも鉢植えでも育てられますが、地植えにすると大きく生長し過ぎることもあるので、十分なスペースが必要です。
2.2 水やり
草花と異なりこまめに水やりしなくても大丈夫です。地植えは雨水にまかせて、鉢植えは土が乾いてきたらタップリと。多湿にすると蒸れを生じて弱ってしまうので、乾燥ぎみに育てます。
2.3 剪定
コニファーは金属の刃物を嫌う性質があるため、ときどき葉の先を手で摘み取って形を自然に整えます。背丈が大きくならないようにコントロールする場合は、頂点を切り落としましょう。
コニファーは枝の先端に新芽が出ます。葉が茶色くなったところまで強剪定してしまうと、新芽が出ず枝が枯れてしまうので気をつけましょう。
2.4 植え替え
鉢植えにしたコニファーは数年に1回の植え替えがオススメ。鉢が窮屈になって鉢底から根が飛び出してきたら植え替えのサインです。植え替えの時期は3~4月、または9~10月。一回り大きい鉢に植え替えると株がリフレッシュして元気に育ちます。
3. クリスマスツリーにオススメのコニファー5選
3.1 ゴールドクレスト
名前どおり金のように輝く黄緑色の葉が美しいゴールドクレスト。園芸用コニファーの代表格で、寄せ植えにはミニサイズがオススメです。
自然に円錐形に整い、葉からは爽やかな柑橘系の香りが漂います。※参考価格:400~600円前後(4号ポット苗)
3.2 サルフレア
サルフレアはシルバーグリーンの葉がクールな印象。ウィンターシーズンにピッタリなコニファーです。春には淡いクリーム色の新芽が楽しめます。ゆっくりしたスピードで生長するので、スペースにゆとりがない場所でも栽培可能です。※参考価格:700~900円前後(4号ポット苗)
3.3 プンゲンストウヒ
丸みを帯びてモコモコした樹形のプンゲンストウヒ。「コロラドトウヒ」という別名もあり、青みを帯びたシルバーグリーンの葉がキレイです。
自然な三角形の樹形で、クリスマスツリーっぽい形に整います。※参考価格:3000~5000円前後(4号ポット苗)
3.4 グリーンコーン
グリーンコーンは鮮やかな緑の葉が茂り、トウモロコシのような形になることから命名。ニオイヒバの一種で、葉には爽やかな芳香があります。
剪定しなくても樹形がまとまり、暑さにも強いので生け垣としてもよく利用されています。※参考価格:800~1000円前後(4号ポット苗)
3.5 コロラドビャクシン
細身の樹形がスタイリッシュなコロラドビャクシン。茎は斜め上からほぼ垂直に立ち上がり、シルバーブルーの葉が清涼感を漂わせます。日なたを好むので、日のよく当たる場所で育てましょう。※参考価格:800~1000円前後(4号ポット苗)
4. コニファーで本格的なクリスマスツリーを
初心者でも育てやすく、ほとんど手間いらずのコニファー。明るいライムグリーンから渋みのある青銅色まで、さまざまな葉色がそろっています。
鉢植えでも栽培できるので、お気に入りのコニファーをクリスマスツリーとして室内に飾ってみませんか。







