3. 冬は電気代が最も高い季節。無理のない範囲で工夫を
エアコンや石油ファンヒーターの設定温度を1℃下げることで、ひと冬の節約できる電気代の目安がわかりました。
総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)ー2022年(令和2年)平均結果ー(二人以上の世帯)」の1世帯当たり年間の品目別支出金額、購入数量及び平均価格(二人以上の世帯)によれば、1年で最も「光熱・水道代」が高いのは2月で3万1233円となっています。
上記の図表を見て分かる通り、2~3月が3万円を超えて最も高くなっています。
電気代でみると3月は1万6273円で最も高く、ガス代も3月が7178円と最も高くなっています。
寒さが落ち着く春先までは光熱費がかかりますが、とはいえ、健康第一。冷えやすく、また感染症なども多い時期ですからまずは寒くないよう、体を温めることが大切です。
今回はエアコン・石油ファンヒーターの節約や光熱費についてみてきましたが、現代ではさまざまな便利グッズが発売されており、暖房効率を上げたり、体感温度を上げたりといった工夫も可能です。
本格的な寒さとなる前に、この冬の無理のない対策について考えてみてくださいね。
参考資料
- 気象庁「3か月予報(2023年11月21日発表)の解説」
- 経済産業省 資源エネルギー庁「家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約」
- 総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)ー2022年(令和2年)平均結果ー(二人以上の世帯)」
宮野 茉莉子