iDeCoでどのくらい節税できる?

iDeCoの拠出金を年末調整や確定申告で控除を受けると、実際にどのくらい節税できるのか、iDeCoの公式サイトにある「かんたん税制優遇シミュレーション」で計算してみましょう。

【30歳・年収400万円・掛け金1万円】

30歳で年収400万円の方が掛け金1万円を拠出するケースをみてみましょう。

1年間の所得税が6000円、住民税が1万2000円で合計1万8000円が節税でき、65歳まで35年間拠出した場合、所得税が21万円、住民税が42万円で合計63万円が節税できる結果となりました。

【40歳・年収500万円・掛け金1万円】

40歳で年収500万円の方が掛け金1万円を拠出するケースです。

1年間の所得税・住民税ともに1万2000円ずつ合計2万4000円が節税でき、65歳まで25年間拠出した場合、所得税・住民税ともに30万円ずつ合計60万円が節税できる計算となります。

【50歳・年収600万円・掛け金2万円】

50歳で年収600万円の方が掛け金2万円を拠出するケースです。

1年間の所得税・住民税ともに2万4000円ずつ、年間合計4万8000円が節税でき、65歳まで15年間拠出した場合、所得税・住民税ともに36万円ずつ、合計72万円が節税できる計算となります。

iDeCoの「かんたん税制優遇シミュレーション」では年収・年齢・毎月の拠出金を入力すると、どのくらい税負担が軽減されるのかがわかります。ご自身の状況に合わせてシミュレーションしてみると節税の目安となるでしょう。