各年代のライフプランで意識すべきポイント

老後に向けて資産を増やす準備も必要ですが、その前に各年代ではどのようなリスクやライフイベントが待ち受けているかを把握することが重要です。

70歳代や50歳代が意識しておくべきポイントやリスクについて確認しましょう。

70歳代で意識すべきポイントやリスク

70歳代は、老後を生活する資金をはじめ、病気やケガによる不測の事態に備えた資金も別で用意しておく必要があります。

また、不要な負債を抱えて子どもや孫へ負債が残らないように、住宅ローンをはじめとした負債が残らないように整理しておきましょう。

負債を残さない取り組みと同じく、子どもや孫へ資産を贈与して、相続させる準備も検討する必要があります。

自分の生活面だけでなく、残された子どもや世帯へどのような相続をすれば良いかも、しっかり考えておきましょう。

50歳代で意識すべきポイントやリスク

50歳代は、先々の生活資金を確保する準備が必要ですが、70歳代と同じく病気やケガによる治療費や収入の補てんといった準備が必要になります。

目の前のリスクと、介護や老後といった先々のリスクを同時に対策する必要があるので、優先順位を決めて取り組みましょう。

50歳代が70歳代までに準備すべきこと

50歳代が70歳代までに対策しておきたい内容について解説します。

特に対策しておきたいのは「支出」と「資産運用」「公的年金の対策」です。

それぞれ確認していきましょう。

1. 支出の対策

70歳代の生活に向けて、50歳代は家計の支出をどれだけ減らせるか見直しておきましょう。

総務省が2023年2月7日に公表した「家計調査(家計収支編)」では、70歳代と50歳代の平均消費支出は、以下の通りです。

  • 70歳代:24万1596円
  • 50歳代:36万2164円

携帯電話の料金やサブスク費用、保険料といった毎月の固定費を削減できないかチェックしてください。

2. 資産運用

老後の資金を確保するために、50歳代といっても資産運用は有効な手段のひとつです。

約20年にわたって資産運用を続けられれば、70歳代以降に活用する資金として準備できます。

50歳代で資産運用を始める場合は、NISAを実施しましょう。

2024年から新たなNISAに拡充して、非課税で運用できる期間が無期限となるので、70歳代以降の資産として準備しやすくなりました。

以上から、70歳代以降に資産を確保できるように、新しいNISAを活用してみるのもひとつでしょう。

とはいえ、リスクがゼロというわけではありません。あくまでも余裕資金を準備でき、リスク許容度の把握ができていることが大切です。