30歳代単身世帯の金融資産保有額

  • 非保有        :32.4%
  • 100万円未満      :18.5%
  • 100~200万円未満   :8.6%
  • 200~300万円未満   :5.6%
  • 300~400万円未満   :5.2%
  • 400~500万円未満   :2.5%
  • 500~700万円未満   :7.1%
  • 700~1000万円未満   :3.7%
  • 1000~1500万円未満 :4.6%
  • 1500~2000万円未満 :3.7%
  • 2000~3000万円未満 :2.5%
  • 3000万円以上      :2.8%
  • 無回答          :2.8%
  • 平均値          :494万円
  • 中央値          :75万円

二人以上世帯における貯蓄ゼロの世帯の割合は23.9%です。約4世帯に1世帯は貯蓄がないことがわかります。また、単身世帯においては32.4%もの世帯が貯蓄がありません。約3世帯に1世帯が貯蓄ゼロの計算です。

さらに注目したいのが「平均値」と「中央値」の差です。単身世帯の貯蓄額の平均値は494万円であるのに対し、中央値は75万円となっています。その差は、約6.5倍です。

一部のお金持ちが平均値を大きく引き上げていることがわかります。30歳代単身世帯の約半分は貯蓄が75万円以下のため、充分な貯蓄があるとはいえないでしょう。

40歳代で貯蓄ゼロの世帯はどれくらいあるか

30歳代の貯蓄事情を確認しましたが、40歳代になると貯蓄は増えるのでしょうか。

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」によると、40歳代二人以上世帯・単身世帯の貯蓄額は以下のとおりです。

40歳代二人以上世帯の金融資産保有額

  • 非保有        :26.1%
  • 100万円未満      :11.1%
  • 100~200万円未満   :7.2%
  • 200~300万円未満   :5.4%
  • 300~400万円未満   :5.5%
  • 400~500万円未満   :4.2%
  • 500~700万円未満   :7.9%
  • 700~1000万円未満   :7.3%
  • 1000~1500万円未満 :7.4%
  • 1500~2000万円未満 :3.8%
  • 2000~3000万円未満 :5.2%
  • 3000万円以上      :4.9%
  • 無回答          :3.8%
  • 平均値          :852万円
  • 中央値          :250万円