2024年から非課税枠のある投資制度である「新しいNISA」、いわゆる「新NISA」が始まります。

新NISAではつみたて投資枠、成長投資枠があり、両方を使うと投資信託、上場株式等に投資をすることができます。特に非課税保有期間の無期限化により、これまでのNISAと比べ、非常に使い勝手の良い制度となりました。

一方で、これから投資を始める方にとっては、投資は専門用語が多く、とっつきにくいという側面も多いかと思います。

ここでは、投資初心者向けにはぜひ知っておいてほしい専門用語についてわかりやすく意味や使い方を解説していきます。

用語と意味を解説

資産の種類または分類のこと。

アセットクラスの分類としては、現金の他に、以下のようなものがあります。

  • 国内株式
  • 国内債券
  • 外国株式
  • 外国債券
  • 新興国株式
  • 新興国債券
  • 不動産
  • コモディティ(商品)
  • ヘッジファンド
  • プライベートエクイティ

等に分類されます。

なお、ヘッジファンドやプライベートエクイティは、非伝統的アセットクラスとして分類されます。

アセットクラスを分ける理由としては、資産ごとの期待リターンやリスク、それぞれの価格の相関係数などを把握したうえで、ポートフォリオとしてどのようにリスクを取り、リターンを期待するかということに用いるためです。

そうした様々なアセットを配分することをアセットアロケーションと呼びます。

用語の使い方例

アセットクラスを考えてポートフォリオを作るのは難しいね。まともなアセットアロケーションができるアセットアロケーターってほとんど見当たらないらしいよ。すべてを見通すことをしないといけないので、ある種、神の領域らしい。

読み方

あせっとくらす

英語表記

Asset class

新NISAの投資に備えよう

いかがでしたでしょうか。

今回取り上げた用語については理解が進みましたでしょうか。

投資に際してよく使われる用語を理解し、知識を積み上げることで、みなさんの投資判断の精度が上がっていけば幸いです。

今後も自分が知らない専門用語を学んで、ぜひ新NISA枠を活用した投資につなげていきましょう。

参考資料

泉田 良輔