2024年から非課税枠のある投資制度である「新しいNISA」、いわゆる「新NISA」が始まります。

新NISAではつみたて投資枠、成長投資枠があり、両方を使うと投資信託、上場株式等に投資をすることができます。特に非課税保有期間の無期限化により、これまでのNISAと比べ、非常に使い勝手の良い制度となりました。

一方で、これから投資を始める方にとっては、投資は専門用語が多く、とっつきにくいという側面も多いかと思います。

ここでは、投資初心者向けにはぜひ知っておいてほしい専門用語についてわかりやすく意味や使い方を解説していきます。

用語と意味を解説

上場会社の株式を一定数量以上保有することを通じて、株主となることで企業経営に対して改善提案を行うファンドのこと。

企業経営者に対して能動的(アクティブ)に意見や提案をすることから、アクティビストと呼ばれます。

改善提案内容には、配当政策や自社株買いといった資本政策や、現金や有価証券を保有することで資産効率が悪いことを指摘し、バランスシートの有効活用を施すといったものがあります。

また、不採算事業の切り離しや、成長事業への集中投資を促すこともあります。

意見の仕方としては、株主総会での株主提案権の行使や議決権行使などがあります。

用語の使い方例

  • あの会社、現金を持ちすぎているからアクティビストにそのうち狙われるよね。

読み方

あくてぃびすとふぁんど

英語表記

activist fund

新NISAの投資に備えよう

いかがでしたでしょうか。

今回取り上げた用語については理解が進みましたでしょうか。

投資に際してよく使われる用語を理解し、知識を積み上げることで、みなさんの投資判断の精度が上がっていけば幸いです。

今後も自分が知らない専門用語を学んで、ぜひ新NISA枠を活用した投資につなげていきましょう。

参考資料

泉田 良輔