インフレによって商品・サービスの値段が上がり続けています。

日々の値段チェックが重要になりつつありますよね。

そこで本記事では1年前に比べて電気炊飯器が最も値上がりした都市ランキングを紹介します(対象は都道府県庁所在市および人口15万人以上の市)。

最後にインフレから資産を防衛する手段も紹介するので、お金のやりくりを効率化したい方はぜひ参考にしてください。

※本記事における電気炊飯器の値段は総務省「小売物価統計」に基づきます(〔炊飯方式〕圧力IH式,〔最大炊飯容量〕1.0L,〔消費電力〕1,200~1,400W,特殊な内釜は除く,特殊機能付きは除く1台)

1. 電気炊飯器が1年前に比べて最も値上がりした都市は横須賀市の+2万7500円

2023年9月時点、1年前(2022年9月)と比べて電気炊飯器が最も値上がりした都市TOP10は以下の通りです。

1.1 <電気炊飯器が最も値上がりした都市TOP10>

※前年からの価格の変動幅(2023年9月時点の価格)

  1. 横須賀市 +2万7500円(4万9280円)
  2. 小山市 +2万6034円(5万8447円)
  3. 松阪市 +2万4974円(5万6287円)
  4. 姫路市 +2万1012円(5万4087円)
  5. 高松市 +2万700円(5万5593円)
  6. 山口市 +2万173円(4万6349円)
  7. 郡山市 +1万7106円(5万493円)
  8. 伊丹市 +1万5563円(5万3683円)
  9. 那覇市 +1万4927円(4万9280円)
  10. 熊谷市 +1万4434円(4万4147円)

電気炊飯器が1年前に比べて最も値上がりした都市は横須賀市(+2万7500円)でした。

1.2 横須賀市の電気炊飯器の値段推移(円)

出所:各種資料をもとに筆者作成

2. 電気炊飯器が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市は甲府市の▲1万1600円

電気炊飯器が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市TOP10は以下の通りです。

2.1 電気炊飯器が最も値上がりしなかった都市TOP10

※前年からの価格の変動幅(2023年9月時点の価格)

  1. 甲府市 ▲1万1600円(2万8620円)
  2. 松山市 ▲1万840円(2万7280円)
  3. 大分市 ▲9834円(3万9446円)
  4. 宮崎市 ▲8594円(3万9953円)
  5. 仙台市 ▲8533円(3万4502円)
  6. 広島市 ▲8272円(3万3365円)
  7. 和歌山市 ▲8193円(2万5860円)
  8. 府中市 ▲6887円(2万7860円)
  9. 青森市 ▲6774円(2万7201円)
  10. 所沢市 ▲5006円(4万847円)

電気炊飯器が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市は甲府市(▲1万1600円)でした。

なお、全都市の価格の平均は4万341円(2023年9月時点)、前年同月比では13%の伸びとなっています(いずれも小数点第一位を四捨五入)。