オージープランツとはオーストラリア原産の植物の総称。
切り花として日本に普及していましたが、近年ではガーデニングにも使える苗が輸入されるようになり、注目を集めています。
今回はオージープランツの育て方や、寒さに強く秋から冬にかけて庭を彩ってくれる品種を紹介します。
1. オージープランツとは
オーストラリア原産のオージープランツは、ユニークなフォルムと育てやすさが人気。「個性的な植物を庭に植えたい」というガーデナーの願いをかなえてくれる植物です。
オーストラリアの南東部は夏が高温多湿で冬が寒い日本の気候に似ていることから、主にこの地域を原産とする植物か日本に輸入されています。
乾燥に耐え花持ちがよいので、切り花やドライフラワーに最適。色鮮やかで奇抜な花が、庭やインテリアのオシャレ度をアップしてくれるでしょう。
2. 個性的でオシャレな〈オージープランツ〉の育て方
2.1 栽培環境
オージープランツは日なたを好み湿気を嫌います。1年をとおして日がよく当たり、風通しのよい場所で育てましょう。
弱酸性の土壌を好む傾向があるので、土にピートモスや鹿沼土を混ぜ込むのがオススメです。水はけをよくするためにパーライトや軽石を加えて、地面から根元が少し高くなるように植えるとよいでしょう。
2.2 水やり
オージープランツを育てる際、水のやり方には注意が必要です。乾燥に強くても一度水切れすると弱ってしまい、水が多すぎると根腐れを起こします。
地植えでは雨水にまかせても大丈夫ですが、晴天が続いたときは適度に水やりするのがオススメ。鉢植えは土が乾いたら、鉢底から染み出るまで水をタップリと与えましょう。