株や投資信託の購入には、ネット証券などの証券会社での口座開設が必要になってきます。
証券会社を選ぶうえで、ネット証券を検討している方も多いのはないでしょうか。
今回は、ネット証券にデメリットはあるか、魅力的なメリットもあわせて解説していきます。
当記事を参考にネット証券の口座解説を検討してみてください。
1. ネット証券のデメリット
ネット証券のデメリットは以下のとおりです。
- 担当者から直接アドバイスをもらえない
- 注文間違いは自己責任
- 投資方法を自ら考える必要がある
- IPO投資に不利
- セキュリティのリスクや通信環境によってリスクがある
順番に開設していきます。
1.1 デメリット1:担当者から直接アドバイスをもらえない
ネット証券には担当者がつきません。
そのため、初心者は投資に関して詳しくない人は、担当者と相談しながら株や投資信託などを買う方が、安心できるケースもあります。
ただし、担当者から営業をされたくない人はネット証券が向いています。
1.2 デメリット2:注文間違いは自己責任
例えば、桁を間違えて注文を間違えてしまった場合は、取引をなかったことにはできません。
そのため、ネット証券の取引画面に慣れる必要があります。
パソコンやスマートフォンにも慣れていないとネット証券は使いにくい可能性があります。
1.3 デメリット3:投資方法を自ら考える必要がある
ネット証券では、何にどれぐらい投資するかを自分で考えて投資をする必要があります。
投資について勉強する必要が出てきますし、日々のニュースにもアンテナを貼っておく必要があります。
1.4 デメリット4:IPO投資に不利
IPO(新規公開株式)とは、企業が自社株式を証券取引所に上場して、一般投資家が売買できるようにすることです。
IPOの取り扱い割り当て株数は、証券会社によって異なります。
ネット証券にもIPO銘柄を多く取り扱うところもありますが、ネット証券だけでは不十分の可能性があります。
1.5 デメリット5:セキュリティのリスクや通信環境によってリスクがある
ネット証券の取引は、パソコンやスマートフォンで行われます。
ネット証券に限らず、ログイン情報が流出してしまうと、他人に勝手に取引されてしまうリスクがあります。
また、通信環境が悪ければログインできず取引機会を逃してしまう可能性もあります。
2. ネット証券のメリット
ネット証券は以下のとおりです。
- 店頭に行く手間が省ける
- 手数料が安い
- 投資に役立つ情報が豊富
順番に開設していきます。
2.1 メリット1:店頭に行く手間が省ける
ネット証券は、インターネットを通じて取引できます。
そのため、店頭に足を運ぶ必要がありません。
多くの店舗型の場合は、平日も営業時間が短く、忙しくて店頭へ行く時間がない方にとっては、ネット証券が向いています。
2.2 メリット2:手数料が安い
ネット証券のメリットのひとつとして、手数料が安く設定されている点があります。
金融商品は原則どの証券会社から購入しても差がないため、手数料の安いことは、利益に繋がります。
2.3 メリット3:投資に役立つ情報が豊富
口座開設すると、取引ツールなどを利用することで、投資に役立つ情報は豊富に手に入ります。
企業の決算情報や経済ニュースや、アナリストによるレポートなどが入手できるので、活用してみてください。
MeChoice編集部
・ネット証券のデメリットは「担当者から直接アドバイスをもらえない」「注文間違いは自己責任」「投資方法を自ら考える必要がある」「IPO投資に不利」「セキュリティのリスクや通信環境によってリスクがある」など
・ネット証券のメリットは「店頭に行く手間が省ける」「手数料が安い」「投資に役立つ情報が豊富」など