Google LLC(以下「Google」という)は、2023年10月2日(米国時間)、ノートPC商品群に新たなカテゴリ「Chromebook Plus」を発表した。
ノートPC商品群にはこれまでChromebookのみであったが、Chromebook PlusはChromebookの上位カテゴリとして位置付けられることとなる。
なお、商品群やカテゴリといった言葉を用いているが、GoogleはChromebook同様、Chromebook Plusについても設計を担当し、PCメーカーが製品を開発・製造(製造委託元)・販売を行う。
GoogleのChromebook Plusとは
Chromebookの上位カテゴリという位置付けのため、以下のようにChromebook Plusのハードウェア仕様が決められている。
- CPU:Intel Core i3 第12世代以降、または、AMD Ryzen 3 7000シリーズ以降
- RAM(メモリ):8GB以上
- ROM(ストレージ):128GB以上
- ディスプレイ:IPSディスプレイ、解像度Full HD(1920×1080ピクセル)以上
- ウェブカメラ:ノイズ低減機能付き、1080p以上
「Chromebook Plus offers built-in Google apps and powerful AI capabilities.」
と発表されていることから、Googleの生成AI機能をChromebook Plusで動かすために、一定以上のハードウェア要件を課していると言えよう。