富士電機(6504)の株式投資のトータル・リターンはいくらか
以上、配当金のリターンについて振り返ってきました。
次に、株価変動によるリターンを計算します。
- 株式の取得日:2022年9月29日
- 株式の取得価格:5440円(取得日の終値)
- 取得から1年後の日付:2023年9月29日
- 1年後の株価の終値:6746円
- 100株ベースの株価変動によるリターン:+13万600円
そして最後に、トータル・リターンを計算します。
- 配当金のリターン:+6000円
- 株価変動によるリターン:+13万600円
- トータル・リターン(金額ベース):+13万6600円
- トータル・リターン(%ベース):+25.1%
トータル・リターンは金額ベースで+13万6600円でした。
富士電機(6504)の配当金の推移を確認
富士電機の株式の年間リターンは+25.1%でした。
最後に富士電機の配当金の推移を確認しましょう。
配当金・株価とそれぞれの要素を確認すると、どのような影響が株式投資のリターンにあらわれているかわかりやすいでしょう。
今回確認した通り、株式投資の際は配当だけでなく、株価水準についてもきちんと確認してみてください。
【ご参考】富士電機の株主優待のご紹介
富士電機では、6月30日現在の株主名簿に記載された株主を対象に以下の株主優待を実施しています。
株主優待の内容は変更になる場合がありますのでご注意ください。
参考資料
株式会社モニクルリサーチメディア編集本部 生島 礼子
執筆者
株式会社モニクルリサーチメディア編集本部
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
慶応義塾大学経済学部卒業。会計事務所にて税務に関連する業務に携わる。中小企業の決算業務や関連する業務改善、個人の確定申告や相続申告に関する業務に従事。事業会社での経理、労務など管理業務全般の実務経験を経て株式会社モニクルリサーチに入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。
監修者
1991年生まれ。新潟県新潟市出身。2022年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォーム(現:株式会社モニクルリサーチ)に入社し、現在はコンテンツ編成本部マネージャー。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」を中心に、多くの読者の方に幅広いコンテンツを届けるための戦略立案に従事している。
それ以前は、LIMO編集部にてアシスタント・コンテンツマネージャー(ACM)として従事。第一報として報道されるニュースを深堀りし、読者の方が企業財務や金融に対する知的好奇心を満たしたり、客観的データや事実に基づく判断を身に付けられたりできる内容の記事を積極的に発信していた。
入社以前は、株式会社フィスコにて客員アナリストとして約20社を担当し、アナリストレポートを多数執筆。また、営業担当として、IRツール(アナリストレポート、統合報告書、ESGレポートなど)やバーチャル株主総会サービス、株主優待電子化サービスなどもセールス。加えて、財務アドバイザーとしてM&Aや資金調達を提案したほか、上場企業向けにIR全般にわたるコンサルティングも提供。財務アドバイザリーファームからの業務委託で、数千万~数十億円規模の資金調達支援も多数経験。
株式会社第四銀行(現:株式会社第四北越銀行)、オリックス株式会社でも勤務し、中小・中堅企業向け融資を中心に幅広い金融サービスを営業した。株式会社DZHフィナンシャルリサーチでは、日本株アナリストとして上場企業の決算やM&A、資金調達などのニュースと、それを受けた株価の値動きに関する情報・分析を配信。IPOする企業の事業・財務を分析し、初値の予想などに関するレポートを執筆。ロンドン証券取引所傘下のリフィニティブ向けに、週間・月間レポートで、日本株パートを執筆。経済情報番組「日経CNBC」にて毎月電話出演し、相場や株価の状況も解説していた。
最終更新日:2024/09/04