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(初公開日:2022年9月20日)

厚生労働省の資料によれば、日本の平均年収は30年以上「400万円台」です。

出所:厚生労働省「図表1-8-2 平均給与(実質)の推移(1年を通じて勤務した給与所得者)」

平均年収が上がるどころか、2008年以降は400万円台後半から前半へと下がっている日本。

とはいえ、数々のモノや社会保険料が上がり、手取りを少しでも増やすために収入を上げたいと考える方もいるのではないでしょうか。

年収400万円のちょっと上、年収600万円くらいあったら少しはゆとりのある生活ができる印象もあります。

実際に年収600万円の割合はどれくらいかや、手取り額についても見ていきましょう。

1. 年収400万円と600万円の割合はどれくらいか【年収一覧表】を見る

まずは国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」から、年収100万円以下~2500万円超の割合と全体と男女に分けてみます。

出所:国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」

年収400万円台と600万円台の割合を見てみましょう。