株式市場の振り返り-日経平均株価は3日ぶり反発、NY市場の高騰を好感

2017年11月29日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,597円(+110円、+0.5%) 3日ぶり反発
  • TOPIX 1,786.1(+14.0、+0.8%) 3日ぶり反発
  • 東証マザーズ総合指数 1,165.8(+0.1、+0.02%) わずかに反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,501、値下がり銘柄数:477、変わらず:59
  • 値上がり業種数:30、値下がり業種数:3
  • 年初来高値更新銘柄数:163、年初来安値更新銘柄数:3

東証1部の出来高は17億183万株、売買代金は2兆8,683億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。NY市場の高騰を受けて投資家のリスクオフモードが強まりましたが、一部は依然として模様眺めに徹したようです。それでも、売買代金は3兆円を伺う位置まで増加しています。

そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移しました。寄り付き直後に一時+157円高になるなど好調な出足でしたが、前場の序盤には一時+50円高まで上げ幅を縮小しました。その後は徐々に挽回して3日ぶりの反発で引けましたが、やや力強さに欠けた値動きだったようです。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、上昇率は日経平均株価よりも大きくなっています。

東証マザーズ総合指数はわずかに反発、売買代金は6日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は6,035万株、売買代金は1,232億円となり、いずれも前日から減少しました。減少したとはいえ、引き続き値嵩株の取引が増えたため、相応に活況な商いとなったようです。売買代金は6日連続で1,000億円を上回りました。

また、総合指数もわずかながら反発しています。今後1,200ポイント回復を目指していくのか、先般の7連騰の調整が続くのか注目されるところです。いずれにせよ、個人投資家の資金流入が継続するかが今後の焦点になるでしょう。

MUFGやSMBCなど金融株が大幅高、東京エレクトロンなど半導体関連株が安い

個別銘柄では、日東電工(6988)が大幅反発となったほか、テルモ(4543)と花王(4452)は連日の年初来高値更新となりました。

また、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や三井住友フィナンシャルグループ(8316)など金融株が大幅上昇となり、ファーストリテイリング(9983)やユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)も大きく値を上げています。

その他では、新日本製鐵(5401)など鉄鋼株が急騰し、マツモトキヨシホールディングス(3088)は上場来高値を付けたのが目を引きました。

一方、一部の半導体関連株が下げ止まらず、東京エレクトロン(8035)は一時▲7%安に迫る急落となり3日続落、信越化学工業(4063)も大幅安で同じく3日続落となりました。

この他にも、ニコン(7731)、アドバンテスト(6857)、SUMCO(3436)、ローム(6963)など半導体関連株は総じて大幅安で引けています。

新興市場では、株式分割を実施した串カツ田中(3547)が爆騰してストップ高となり、手間いらず(2477)やサンバイオ(4592)が大幅高となりました。一方、そーせいグループ(4565)は大幅安で引けています。

青山 諭志