100ユーロにも満たない金額に絶句

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稲見さんに、窓口での実際のやり取りについて伺ってみると、「表示を見てレートが悪いなとも思いつつ、シンプルに2万円をユーロに両替してくださいとお願いしました。100ユーロなどの高額紙幣を渡されると使い勝手が悪いので嫌だなと思い、渡された紙幣を見て小額紙幣にしてくださいと言おうと準備しておりました」と話してくれました。

渡されたお金を見て、稲見さんは「高額紙幣どころかそもそも100ユーロにも満たなかったのか」と絶句したそう。

さらに、領収書を見ると、8ユーロ近いお金を手数料として取られていることに気付き、腰を抜かしてしまったのだといいます。

ネットの皆さんの親切心に感謝

稲見さんは、研究者という職業上、学会や共同研究で欧米に出張する機会は比較的多いそう。

今回の投稿には、よりレートの良い両替方法について多くのコメントが集まったため、「実は知っているお話も多かったのですが、ネットの皆さんの親切心に触れ、温かい気持ちになっております」と話してくれました。

いかがでしたでしょうか。今回はネットで話題になった「フランクフルト空港での両替」についてご紹介しました。

コロナ前のように海外に渡航できるようになりましたが、円安や航空券の高騰、ロシア上空迂回のためのロングフライトなど辛いところも…。また気軽に海外に行けるようになる日が戻ってきてほしいですね。

参考資料

成瀬 亜希子