タッチ決済が普及している欧米。現金を使わずに支払いができる便利なシステムです。

ただ、田舎ではまだまだ現金のみにしか対応していない場所もあるのだそう。いまX(旧ツイッター)上では、ドイツのフランクフルト空港で2万円を両替した方のポストが注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの稲見昌彦さん(@drinami)。

当ポストは、2023年9月9日時点で約2.9万件を超えるいいねを集めており、「両替する場所でこんなに取られるのですね」「旅行前に面倒でも日本で両替しておいた方が安心ですね」「これは泣く」といった声が集まっています。

※投稿された写真とイメージ写真は【写真2枚】をご参照ください
※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております

空港で両替したら手数料の高さに驚き

「フランクフルト空港で2万円両替したら、99ユーロにしかならなくて、へたり込みそうになった夏の終わりの怪談」というコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。

そこに映っているのは、フランクフルト空港で渡された領収書。「Total Pay」の欄には「99.44」と書かれています。

2023年9月9日現在、100ユーロはおよそ1万5821円。稲見さんは2万円を両替したのに、戻ってきたお金は1万5000円ほどだったんですね。

渡したお金の4分の1も消えてしまうなんて…。まさに「怪談」と言えるほどの恐怖ですね。

怖いもの見たさもありつつ両替

オーストリアのリンツで開催されているメディアアートの祭典「アルス・エレクトロニカ」にて研究発表をするために、トランジットでフランクフルト空港を訪れたという稲見さん。

普段はほぼタッチ決済のため現金を使わないそうですが、過去にドイツに出張した際、地方のタクシー利用時に現金しか受け付けないと言われて焦ったことがあったのだといいます。そのため、今回怖いもの見たさも兼ねて、空港で両替をしてみたそうです。

出張前に両替の時間が取れず、乗り換えまでに余裕があったフランクフルト空港で両替をしたところ、高額の手数料を取られてしまったとか。結局、オーストリアのリンツ市はタッチ決済が進んでおり、現金を使わなかったそうです。